名称:flow/float 大須大作 【KG+SP2023】Gallery PARC
会期:2023年04月15日(土) 〜 2023年05月14日(日)
会場:Gallery PARC
時間:13:00~19:00
休館日:水・木曜日(ただし、5/3、5/4はオープン)
料金:無料
住所:〒602-8282 京都府京都市上京区皀莢町287 堀川新文化ビルヂング 2階
TEL:075-334-5085
URL:Gallery PARC
写真家・大洲大作の個展です。今回は新シリーズ「flow/float」を表題に掲げ、これまで大洲が巡ってきた地の水面や、京都・堀川でのフィールドワークを基にした作品を展示します。
「『何ごとかが何かにうつる』に関心がある」という大洲。
彼の代表作でもあり、現在も制作を続けているシリーズ「光のシークエンス」では、大洲は“車窓”をモチーフにしながらも「車窓の向こう側の風景ではなくスクリーンあるいはインターフェイスとしての車窓をうつして」いると言います。
現在取り組む新たなシリーズである「flow/float」も、同じ関心から取り組み始めた作品。2021年、大阪の堂島川沿いに建つレトロビルでのコミッションワークを契機に、大洲は水面とそこに映る街を撮り始めました。そこで生まれ育った大阪の街をはじめ、縁のある土地をめぐりました。そして京都、横浜、広島、それぞれの街に流れる川の水面はモチーフであるとともに、水面に映り込む自然光やネオンの光は、周辺に広がる景色や暮らしを想像させます。
川の街に生まれた。いつか幾つもの川を渡り、光と影がうつり交わる水面を見ていた。 淀川、堂島川、土佐堀川。鴨川、高瀬川、琵琶湖疏水。太田川。多摩川、大岡川。
親しんだ街も時とともにうつろう今ひとたび、人をわかち、あるいは結んで流れる
川それぞれの水面を見つめ、ゆれる光に街をうつしてみる。(大洲)
大洲大作
1973年大阪府生まれ。1997年龍谷大学文学部哲学科卒業。大学在学中の1994年より1年間大阪国際写真センター(現・DMIグローバル影像大学)にて写真を学ぶ。日本各地にて個展開催、及び展覧会参加多数。2023年、第26回岡本太郎現代芸術賞展(川崎市岡本太郎美術館・神奈川)にてTARO賞受賞。
https://www.oozu.info
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