「美の予感2023 ―象・彫・刻・塑―」日本橋高島屋S.C.(本館)

中莖あかり「human」(H53×W56×D35.5cm、ceramic)

名称:「美の予感2023 ―象・彫・刻・塑―」日本橋高島屋S.C.(本館)
会期:2023年4月26日(水)→5月1日(月)
会場:本館6階 美術画廊
住所:〒103-6190東京都中央区日本橋 2-5-1
TEL:03-3246-4310 本館6階 美術画廊(直通電話)
URL:日本橋高島屋S.C.(本館)

40歳以下の彫刻・立体表現の作家7人による「美の予感2023 ―象・彫・刻・塑―」を開催いたします。
高島屋「美の予感」シリーズでは初の彫刻・立体分野での展観となります。日本で彫刻は古来、仏像制作や建築装飾等として発展し、明治の近代化以降は「彫刻」という美術作品としてモダンに洗練されてきました。戦後は彫刻の概念が“素材・技法”を超えて拡大・多様化していき、今世紀に入ってからは、更に次のパラダイムを形成し始めているように感じられます。
荒木由香里はアッサンブラージュによって取り巻く世界の様相を、臼田貴斗は大理石で人間の内外を裏返すような肉薄を、クロヌマタカトシは陶の詩によって存在への永遠の問いかけを、中莖あかりは現実と非現実との境界にある生を浮遊感のあるセラミックで、七搦綾乃は木によって自然現象の傍らにある不可視の存在を、半澤友美は紙の繊維の中に時間や事物の物語的構造を、山本雄大は膨大なイメージの中から無意識のアバターとして実体化する木彫を、それぞれの作品に内包し、鑑賞者の意識にアクセスしていきます。様々な課題に直面する現代において、7人の作家たちは何を思い、何を刻んでいくのか?―この機会にぜひお見届けください。
【出品予定作家(敬称略・50音順)】
荒木 由香里、臼田 貴斗、クロヌマ タカトシ、中莖 あかり、七搦 綾乃、半澤 友美、山本 雄大

中莖あかり「human」(H53×W56×D35.5cm、ceramic)
中莖あかり「human」(H53×W56×D35.5cm、ceramic)

関連記事

コメント

  • トラックバックは利用できません。

  • コメント (0)

  1. この記事へのコメントはありません。

ピックアップ記事

  1. 「第十四回 I氏賞受賞作家展」岡山県立美術館
  2. 第3回『山形県埋蔵文化財センター設立30周年企画展』山形県埋蔵文化財センター
  3. 2024伊丹国際クラフト展「酒器・酒盃台」市立伊丹ミュージアム
ページ上部へ戻る