「陰翳のなかの金彩」石川県立美術館

「陰翳のなかの金彩」石川県立美術館

名称:「陰翳のなかの金彩」石川県立美術館
会期:2023年4月23日〜2023年5月28日
会場:石川県立美術館
開館時間:9:30~18:00(入場は17:30まで)
休館日:会期中無休
入場料:一般 1,000円(800円)
   大学生 800円(600円)
   高校生以下無料
   65歳以上 800円(800円)
   ※( )内は団体は20名以上の料金。65歳以上の方は団体料金でご覧になれます。
   ※県立美術館友の会会員、また身体障害者手帳・療育手帳・精神障害者保健福祉手帳を持参の方とその介添えの方は無料です。
住所:〒920-0963石川県金沢市出羽町2-1
TEL:076-231-7580
URL:石川県立美術館

金は装飾のためにさまざまな形に加工され、工芸において金彩として用いられてきました。金沢で盛んに製造されている金箔も、金彩の素材のひとつです。本展覧会は、近代に入って大きく発展を遂げた金沢の金箔製造についてご紹介するとともに、工芸を唯一無二の作品に仕上げてくれる金彩の魔力を感じていただくものです。燦々とした光を受けて輝くばかりでなく、闇のなか、あるかなきかの明かりを映す金のゆらめき、陰翳のなかの金彩の魅力をご堪能ください。
第一部「金箔と金沢」では、金沢での金箔製造がどのように始まり、発展していったかをたどりながら、現在では金沢でしか行われていない製箔、なかでも縁付(えんつけ)金箔と、それを用いた工芸を紹介します。縁付金箔は、伝統的な工法と熟練の手わざによって製造され、2020年にはユネスコ無形文化遺産に登録(伝統金箔・縁付)されています。
第二部「工芸と金彩」では、うるし、染織、やきものなどの工芸にみられる金彩の多種多様な形態をご紹介します。穏やかな輝きの金泥(きんでい)、するどく光る平文(ひょうもん)、燦々とふりそそぐ砂子、光を織り込む金糸。金彩と素材との組み合わせや、作家のわざと表現をお楽しみください。

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