「細川コレクション 白隠と仙厓」熊本県立美術館

「細川コレクション 白隠と仙厓」熊本県立美術館

名称:「細川コレクション 白隠と仙厓」熊本県立美術館
会期:2023年4月14日(金)~2023年7月2日(日)
開館時間:9:30 〜 17:15
休館日:月曜日
   月曜日が祝日の場合は月曜日開館し翌日休館
入場料:一般 210円、大学生 130円、高校生以下・障害者手帳提示と付き添い1名 無料
会場:熊本県立美術館
主催:熊本県立美術館、熊本日日新聞社、RKK熊本放送
特別協力:公益財団法人永青文庫
協力:肥後銀行
住所:〒860-0008熊本県熊本市中央区二の丸2
TEL:096-352-2111
URL:熊本県立美術館

禅宗が日本に伝わって以来、臨済宗の寺院において禅林美術が盛行し、例えば室町時代の雪舟もその中から輩出されるなど、優れた書画が生まれる土壌がありました。江戸時代中期になると、白隠慧鶴(はくいんえかく)が、独自の表現によって禅のさまざまな画題を表現しました。江戸時代後期には、仙厓義梵(せんがいぎぼん)が親しみやすい画風で禅の画題を描き、これらはのちに「禅画」と呼ばれるようになります。
永青文庫には、白隠や仙厓による禅画のコレクションが豊富にあります。近代美術品のコレクターとして名高い細川護立は、10代の少年期に肋膜炎を患い病床に伏していたとき、白隠が著した『夜船閑話』に出会い、感銘を受けたことがきっかけで白隠の書画を収集するようになりました。また、護立は白隠の収集を進めるうちに、仙厓の作品にも出会い、併せて買い求めました。白隠や仙厓の、機知に富み、ふと考えさせられる要素も含んだ作品は、現代の我々の心に響くものです。
本展では、白隠と仙厓の作品を中心に、禅画の世界を紹介するものです。当館の細川コレクション展では初めての企画です。

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