名称:「岡本太郎と太陽の鳥」川崎市岡本太郎美術館
会期:2023年4月20日(木)~2023年7月2日(日)
開館時間:09:30 〜 17:00
休館日:月曜日 月曜日が祝日の場合は月曜日開館し翌日休館
5月1日は開館
5月9日は休館
入場料:一般 500円、大学生・高校生・65歳以上 300円、中学生以下 無料
会場:川崎市岡本太郎美術館
住所:〒214-0032神奈川県川崎市多摩区枡形7-1-5 生田緑地内
TEL:044-900-9898
URL:川崎市岡本太郎美術館
動物とふれあうときも、対等な「生命の瞬間のぶつかりあい」という交歓を求めた岡本太郎。そんな岡本ですが、鳥には特別な関心を寄せていたといいます。岡本は、鳥は「天から降って来た生命である、と同時にわれわれの天上への祈りを媒介するような」存在であると書き記しています。
とりわけ、岡本が「わが究極の友」として愛したのがカラスです。高貴な存在感に加え、群棲動物でありながらもおのおのが独立したあり方を、岡本は理想的な生き方と考えていました。1959年からの数年間、岡本はカラスの「ガア公」とともに暮らしています。1961年は、岡本が二科会を脱退したころでもあり、集団から離れ個の芸術家として歩む自分のすがたを、群れからはなれたガア公に投影していたのかもしれません。
本展では、意外にも深い、岡本太郎と鳥の関係に着目し、タイトルに鳥を冠する作品から、くちばしや羽のようなものが描きこまれた作品、また画家としての転機でもあった、ガア公と過ごしたころの作品を展示します。併せて、2022年7月に開幕し、大阪・東京・愛知と巡回した「展覧会 岡本太郎」に出品された、当館所蔵の岡本太郎の代表作もご紹介します。
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