「小島康敬「Naka-Ima|Berlin」【KG+2023】」便利堂コロタイプギャラリー

「小島康敬「Naka-Ima|Berlin」【KG+2023】」便利堂コロタイプギャラリー

名称:「小島康敬「Naka-Ima|Berlin」【KG+2023】」便利堂コロタイプギャラリー
会期:2023/04/15(土) 〜 2023/04/30(日)
会場:大徳寺黄梅院
会場住所:京都市北区紫野大徳寺町83-1
時間:10:00~16:00(受付終了)
休館日:会期中無休
料金:大人:800円
   中学・高校生:400円
   小学生以下無料(要保護者同伴)
   ※黄梅院への特別拝観料(入場料)としてお納めいただきます
住所:〒604-0093 京都市中京区新町通竹屋町下ル弁財天町302
TEL:075-231-4351
URL:便利堂コロタイプギャラリー

株式会社便利堂が開催している国際コロタイプ写真コンペティション「HARIBAN AWARD(ハリバンアワード)」2022の最優秀受賞者・小島康敬の写真シリーズ展です。
「HARIBAN AWARD(ハリバンアワード)」は170年を超える歴史を持つアナログ写真印刷技術であるコロタイプを用いて、現代を生きる作家に新たな表現の可能性を知っていただきたいという思いから開催しているコンペティションです。
最優秀受賞者には、京都に2週間滞在し、便利堂コロタイプ工房の職人と意見を交わしながら、受賞作品のコロタイププリントを制作する権利が贈られます。
9人目のアワード受賞者となった小島康敬のシリーズ作品「Naka-Ima|Berlin」は、ドイツ・ベルリンに暮らす小島が、そこに流れる空気感や時間の感じ方を古神道の「中今/Naka-ima」の概念と重ね合わせたもの。常に変化する都市の情景に対峙し繊細に写し取られた景色は、コロタイプと融合することによって更なる高みに昇華されます。
また、展示会場となる大徳寺黄梅院の由緒ある庭園、そして、境内に配された茶室はまさに「中今」に立ち返ることを教えてくれます。多くを語らずとも内包されたストーリーが溢れ出し、永遠なる今にたたずむ一瞬に観る人を誘い込む、そのような作品群を是非ご高覧ください。
※この展覧会は、「KG+2023」の参加展覧会です。
時間とは、時の流れの循環で一つの円にあり、
終始が同時存在し、無限に円環をする「永遠なる今」なのだという。
どうも私たちが知る時間の流れは一直線ではないようである。
仮に、時間が一瞬で過ぎ去るものでないとすると写真家はこの世界の何を写しているのか?(小島)
小島康敬
1977年東京生まれ、ベルリン在住。國學院大学文学部卒業、2006年に渡米。ICP(International Cnter of Photography)General Studies Programを卒業。在学中にICP Directors Scholarship Awardを受賞。2011年文化庁新進芸術家海外研修制度を受け、2011年度研修員。2012年、Photo Espana“Descubrimiento PHotoESPAÑA”に選出される。2015年、ベルリンKünstlerhaus Bethanien レジデンスプログラムに参加。
近年の個展に「Berlin」(銀座ニコンサロン/2017)、「Tokyo|Berlin」(Künstlerhaus Bethanien/2016)、グループ展に「東京好奇心 2020 渋谷」(Bunkamura the Museum/2020)、「TOPコレクション イメージを読む 写真の時間」(東京都写真美術アカン/2019)、「東京・TOKYO 日本の新進作家展 vol.13」(東京都写真美術館/2016)などがある。

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