名称:「生誕110年 佐藤太清展 水の心象」板橋区立美術館
会期:2023年4月29日(土・祝)〜2023年6月4日(日)
会場:板橋区立美術館
時間:9:30〜17:00 (最終入場時間 16:30)
休館日:月曜日
観覧料:一般 650円
高校・大学生 450円
小中学生 200円
※65歳以上・障がい者割引あり(要証明書)
※土曜日は小中高校生は無料
住所:〒175-0092東京都板橋区赤塚5-34-27
TEL:03-3979-3251
URL:板橋区立美術館
佐藤太清(さとうたいせい)は、生涯にわたり、“水”に連関する多くの作品を描きました。日本画の修行を始めたばかりの若き太清に、師・児玉希望は「水を描いてみよ」と指導し、その課題に取り組んだ経験が記録に残っています。初期においては具象表現を目指す太清ですが、中期には次第に波紋や揺らぎ、映る対象物など光や風の作用を描くことで水の存在を表し、後期には雨や雪、空気の湿り気から感じ取った〝水〟の感覚を自己の感性を添えながら表現するに至ります。
四方を海に囲まれ湿潤な気候にある日本列島は7割近くが森であるといわれ、その南北に長い地形は川池・湖沼・海原といった多様な環境、そして生命を生み出しました。太清は70年の画業において、このような自然を丹念に取材し、多くの写生を残しています。
本展は、佐藤太清が描いた“水”に視点をあてながら、生涯における作品変遷、自然を描いた足跡、感受した自然を解釈したことにより生まれた心象世界をたどります。
本展は、会期終了後、下記の会場へ巡回します。
◆ 八幡浜市美術館(愛媛)
会期:2023年7月1日(土)~8月20日(日)
◆ 福知山市佐藤太清記念美術館(京都)
会期:2023年9月10日(日)~10月22日(日)
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