名称:「養育院の「院長さん」渋沢栄一 父となり祖父となり曾祖父となり」渋沢史料館
会期:2023年3月18日〜2023年5月28日
開館時間:10:00~16:00 ※最終入館は15:30
休館日:月曜日、5月2日(火)、9日(火)
会場:渋沢史料館
入場料:一般 300円
小中高生 100円
主催:公益財団法人渋沢栄一記念財団 渋沢史料館
後援:地方独立行政法人東京都健康長寿医療センター
住所:〒114-0024 東京都北区西ヶ原2-16-1 飛鳥山公園内
TEL:03-3910-2314
URL:渋沢史料館
渋沢栄一は多数の企業・経済団体などの設立・育成に関わる一方で、教育・福祉・医療など数多くの社会事業にも関わりました。その中で、最も長く関与した事業は、東京の「養育院」です。栄一にとって、養育院は社会事業に関わった出発点であり、その後の活動の基盤でした。
養育院は、子供から老人まで、さまざまな理由で生活が困難となった人々を保護し、治療や教育などを行うための福祉施設でした。栄一は養育院と明治7年(1874)から関わるようになり、明治12年(1879)から亡くなる昭和6年(1931)までの52年間にわたり、院長(時期により委員長)を務め続けました。
栄一は養育院で保護された人々の中でも、貧困・病気・孤児・棄児などさまざまな事情を抱えた児童たちをとりわけ気にかけていました。栄一は保護児童たちへ、自身は「父」や「祖父」、「曾祖父」であると語りかけ、また児童たちからは親しみを込めて「院長さん」と呼ばれていました。
養育院長として栄一が果たした役割は多岐にわたりますが、本展では特に保護児童たちとの関係について取り上げながら、「院長さん」と慕われた栄一の活動と想いをご紹介します。
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