名称:「1963-2023 龍子記念館開館60年の歩み」大田区立龍子記念館
会期:2023年4月2日〜2023年7月2日
開館時間:9:00~16:30(入館は16:00まで)
休館日:毎週月曜日(祝日の場合は開館し、その翌日に休館)
会場:龍子記念館
入場料:一般:200円
中学生以下:100円
※65歳以上(要証明)、未就学児及び障がい者手帳等をお持ちの方とその介護者1名は無料
※4月2日(日)「第33回馬込文士村大桜まつり」開催日は、入館料無料
住所:〒143-0024東京都大田区中央4-2-1
TEL:03-5777-8600
URL:大田区立龍子記念館
龍子記念館は、1963年6月6日に開館しました。その日は、日本画家・川端龍子(かわばたりゅうし、1885-1966)が78歳を迎える誕生日でもありました。開館初日には、「早朝に自身でテープを切って御待ち致します」と予告し、弟子たちにテープカットの準備までさせていたものの、龍子は予定時間の「十分前にはさっさとテープを切りカメラマンを戸惑わせた」といった微笑ましいエピソードがあります。龍子記念館は、この定刻前のテープカットから、今年で60年を迎えます。
記念館の開館後、龍子の生前のうちには、当時およそ150点あった所蔵作品から、6回の展覧会が開催されたことが『龍子記念館 列品目録』に記されています。本展では、1963年の開館時に展示された「義経=ジンギスカン説」を作品化した《源義経(ジンギスカン)》(1938年)、中尊寺金色堂のミイラを描いた《夢》(1951年)や、1964年の第二回、第三回展で展示された龍子のユーモアあふれる《獺祭》(1949年)、京都・南禅寺を取材した際の様子を大画面に表した《虎の間》(1947年)等を展示し、さらに記念館にのこされた関連資料を通じて、記念館の開館60年の歩みを振り返ります。
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