東京競馬場開設90周年記念「東京競馬場のあゆみ」JRA競馬博物館

東京競馬場開設90周年記念「東京競馬場のあゆみ」JRA競馬博物館

名称:東京競馬場開設90周年記念「東京競馬場のあゆみ」JRA競馬博物館
会期:2023年4月22日〜2023年11月26日
開館時間:10:00~17:00 東京競馬開催日及びパークウインズ開催日
   10:00~16:00 その他の日(※東門のみ開放)
休館日:月・火曜日(祝休日の場合は開館し、直後の平日を休館)
会場:JRA競馬博物館
入場料:無料
住所:〒183-8550東京都府中市日吉町1-1 JRA東京競馬場内
TEL:042-314-5800
URL:JRA競馬博物館

龍子記念館は、1963年6月6日に開館しました。その日は、日本画家・川端龍子(かわばたりゅうし、1885-1966)が78歳を迎える誕生日でもありました。開館初日には、「早朝に自身でテープを切って御待ち致します」と予告し、弟子たちにテープカットの準備までさせていたものの、龍子は予定時間の「十分前にはさっさとテープを切りカメラマンを戸惑わせた」といった微笑ましいエピソードがあります。龍子記念館は、この定刻前のテープカットから、今年で60年を迎えます。
記念館の開館後、龍子の生前のうちには、当時およそ150点あった所蔵作品から、6回の展覧会が開催されたことが『龍子記念館 列品目録』に記されています。本展では、1963年の開館時に展示された「義経=ジンギスカン説」を作品化した《源義経(ジンギスカン)》(1938年)、中尊寺金色堂のミイラを描いた《夢》(1951年)や、1964年の第二回、第三回展で展示された龍子のユーモアあふれる《獺祭》(1949年)、京都・南禅寺を取材した際の様子を大画面に表した《虎の間》(1947年)等を展示し、さらに記念館にのこされた関連資料を通じて、記念館の開館60年の歩みを振り返ります。

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