「TRADMANʼS × sneakerwolf “SUPER TRAD”」WATOWA GALLERY / THE BOX TOKYO

「TRADMANʼS × sneakerwolf "SUPER TRAD"」WATOWA GALLERY / THE BOX TOKYO

名称:「TRADMANʼS × sneakerwolf “SUPER TRAD”」WATOWA GALLERY / THE BOX TOKYO
会期:2023年5月14日(日)~2023年5月28日(日) 事前予約制
開館時間:12:00 〜 19:00
休館日:木曜日
   備考:5月17日・5月24日は無料
入場料:ドネーションチケット 500円〜
会場:WATOWA GALLERY / THE BOX TOKYO
住所:〒111-0024 東京都台東区今戸1-2-10 3F
URL:WATOWA GALLERY / THE BOX TOKYO 

※本展示は事前予約制となっております。詳細は公式ホームページよりご確認ください。
TRADMANʼS × sneakerwolf 日本のトラッドをアップデートし続け、世界のストリートカルチャーと融合をさせる2人のコラボレーション。今回は、新世代の盆栽team TRADMAN’Sと江戶カルチャーとストリートをミックスするアーティストsneakerwolf。異なるジャンルのように見えて、しっかりと日本の歴史の文脈としては重なり合う2人の展覧会だ。江戶時代はとてもユニークな日本特有の街づくり、システム作り、カルチャーが根付いている。
その代表的な一つとして”盆栽”がある。盆栽は唐の時代(平安時代あたり)から盆景なる中国から伝来された盆の上に作り出す景色の芸術として持ち込まれ、日本における植木ブームを経て、江戶時代に大衆化し分業化され盆栽という一つのジャンルとして大きく形成されたカルチャーである。江戶に急成⻑した盆栽カルチャーを今を生ききている日本のスタイルとして伝統と革新を続けTRADMANʼS。
それと江戶を発祥とする図案文字”江戶文字”がある。400年続いた江戶時代だからこそ根付いた、日本の商業文字であり、カワイイカルチャーの基礎とも言える。江戶文字に代表する江戶時代のストリートカルチャーとして独自の研究から SD”Super Deformism”と名付けた芸術論を元に、日本オリジナルのグラフィティカルチャーとして位置付けた”Kanji-Graphy/カンジグラフィ”シリーズなど、新たな日本のアイデンティティを表現するsneakerwolf。
この両者だからこそ生み出されるシン・東京ストリートスタイルは、国内外からのファンが多い。これこそ、今の日本を象徴する”時代性””生き方””日本的ART性”の一つであり日本の歴史を踏襲する新しいスタイルの一つとなりつつある。今回は、その2人のコラボレーション作品とインスタレーションを新しいカルチャーとして目撃し、愛でていただきたい。

関連記事

コメント

  • トラックバックは利用できません。

  • コメント (0)

  1. この記事へのコメントはありません。

ピックアップ記事

  1. 「返還30年 岐阜の赤羽刀総覧ー美濃伝をたどるー」岐阜県博物館
  2. 「春岱-稀代の名工-」瀬戸市美術館
  3. 特別展「岩合光昭写真展 こねこ」秋田県立近代美術館
ページ上部へ戻る