「ドットアーキテクツ展 POLITICS OF LIVING ⽣きるための⼒学」TOTOギャラリー・間

⾺⽊キャンプ(⾹川県、2013年) ©HIDEAKI HAMADA 自主施工による地域の交流施設。ドットアーキテクツ と住⺠総出で一日で制作した映画の、一夜限りの上映会。

名称:「ドットアーキテクツ展 POLITICS OF LIVING ⽣きるための⼒学」TOTOギャラリー・間
会期:2023年5月18日(木)~2023年8月6日(日)
開館時間:11:00 〜 18:00
休館日:月曜日、祝日 展示替期間・夏期休館
入場料:無料
会場:ギャラリー・間
住所:〒107-0062東京都港区南青山1-24-3 TOTO乃木坂ビル3F
TEL:03-3402-1010
URL:TOTOギャラリー・間

TOTOギャラリー・間では、「ドットアーキテクツ展 POLITICS OF LIVING ⽣きるための⼒学」を開催します。
ドットアーキテクツの特徴は、建築の計画/設計/施工/使用を同じ地平でとらえ直し、そのすべての過程に取り組むことにあります。⼿に届く範囲にある材料や人⼿、知己や地縁までも資源としてその⼒を総動員することで、すべての人が⾃ら使う建築の創造に能動的に関わる可能性をテーマにしています。
分業制による従来の建築の枠組みを⾶び越えるドットアーキテクツの一⾒型破りともいえる活動に共感して、地域の人や多彩な仲間が⾃然に集まり、仕事と遊びの両方を楽しみながら、みなが⽣き⽣きと暮らす場が今、各地で⽣まれています。たとえば⼩⾖島では、瀬⼾内国際芸術祭で「馬木キャンプ」(2013年)を建設して以来、アートを通じた地域の教育普及の場所づくりに10 年にわたり取り組んでいます。本拠地の⼤阪・北加賀屋の「千鳥文化」(2017年〜)では、設計だけでなく運営にも携わっています。こうした具体的な場の創出に、現実に柔軟に対応しながら継続的に関わり続けていくことで、そこにふさわしい場所が徐々に⽴ち上っていきます。それら彼らが「⼩さな⾃治空間」と呼ぶものを⽣み出す⼒学(POLITICS OF LIVING)こそが、現状を突破し社会を変革する鍵だとしています。
本展では、建築の可能性を広げる彼らの活動の全貌を紹介するとともに、中庭にパターゴルフ場を出現させ、その場でパターを⼿作りして一緒に楽しめる、余暇を⾃らつくり楽しむ体験を⽣み出します。本展覧会を通して、ドットアーキテクツの「⽣きるための⼒学」の意味を⾒いだしていただければ幸いです。

関連記事

コメント

  • トラックバックは利用できません。

  • コメント (0)

  1. この記事へのコメントはありません。

ピックアップ記事

  1. 「手塚雄二展 雲は龍に従う 」そごう美術館
  2. 企画展「猫を愛でたい」茨城県天心記念五浦美術館
  3. 全国公募 第9回トリエンナーレ豊橋「星野眞吾賞展ー明日の日本画を求めてー」豊橋市美術博物館
ページ上部へ戻る