名称:「面構 片岡球子展 たちむかう絵画」岩手県立美術館
会期:2023年6月3日(土)〜2023年7月17日(月・祝)
会場:岩手県立美術館
時間:9:30〜18:00 (最終入場時間 17:30)
休館日:月曜日 7月17日は開館
観覧料 一般 1,200円(1,000円)
高校生・学生 700円(600円)
小学生・中学生 500円(400円)
※20名以上の団体は前売料金と同額
※療育手帳、身体障害者手帳、精神障害者保健福祉手帳を提示の方、およびその付き添いの方1名は半額
※岩手県子育て応援パスポートによる割引があります
※学生の方は学生証または生徒手帳を要提示
※企画展観覧券でコレクション展も観覧できます。7月11日(火)~7月13日(木)は展示替えのためコレクション展は観覧できません。
※前売券販売期間:4月8日(土)~6月2日(金)
住所:〒020-0866岩手県盛岡市本宮字松幅12-3
TEL:019-658-1711
URL:岩手県立美術館
型破りな画面構成と大胆な色使いで知られる日本画家・片岡球子。本展は、その代表作である「面構」シリーズを一堂に紹介する初の展覧会です。
片岡球子は、1905年北海道札幌市に生まれ、女子美術専門学校を卒業後は、神奈川県で高等小学校に勤務する傍ら創作を続けました。25歳のとき院展に初入選、のちに同人へと推挙され、日本画家としての地位を確立した片岡が、61歳で愛知県立芸術大学の教授に就任し、若い学生とともに新たな日本画を目指す決意のもと制作を開始したのが、「面構」です。
以降2004年まで38年間描き続けた、彼女のライフワークともいえる同シリーズは、将軍・足利尊氏や浮世絵師・葛飾北斎など、様々な歴史上の人物を片岡独自の解釈で表現した作品群。本展ではシリーズ作品43点に加え、初公開の小下図もあわせてご紹介し、その制作の軌跡をたどります。
「人間の魂を、なんとか絵にしたい」と語った片岡が、生涯をかけて挑んだ「たちむかう絵画」。ぜひこの機会に日本画のもつ新たな可能性を感じてください。
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