名称:「第11回ヒロシマ賞受賞記念 アルフレド・ジャー展」広島市現代美術館
会期:2023年7月22日(土)~2023年10月15日(日)
会場:広島市現代美術館
時間:10:00~17:00 (最終入場時間 16:30)
休館日:月曜日
9月19日(火)、10月10日(火)
※ただし9月18日、10月9日は開館
観覧料:一般 1,300円 (1,000円)
大学生 950円 (750円)
高校生・65歳以上 650円 (500円)
中学生以下 無料
※( )内は前売り及び30名以上の団体料金
住所:〒732-0815広島市南区松原町9-1
TEL:082-264-1121
URL:広島市現代美術館
世界最初の被爆地である広島市は、世界の恒久平和と人類の繁栄を願う「ヒロシマの心」を美術を通して世界へ訴えることを目的とし、1989年にヒロシマ賞を創設し、3年に一度授与してきました。広島市現代美術館では、その第11回ヒロシマ賞の受賞者となったアルフレド・ジャーの受賞記念展を開催します。
1956年にチリのサンティアゴに生まれたジャーは、建築と映像制作を学んだのち、1982年に渡米し、以後ニューヨークを拠点に活動しています。1980年代半ばに、写真とライトボックスを用いた作品や、屋外の広告掲示板を用いた作品を発表し、一躍注目を集めます。以来、一貫して世界各地で起きた歴史的な事件や悲劇、社会的な不均衡に対して、綿密な調査に基づくジャーナリスティックな視点を持ちながら対峙してきました。その作品は、写真、映像、さらには建築的な空間造形を伴った、五感に訴えかけるようなインスタレーションを特徴としています。
国内では、1995年に広島市現代美術館で開催された被爆50周年記念展「ヒロシマ以後」に参加し、ヒロシマのための作品を制作しました。また2013年には、東日本大震災と福島の原発事故の問題に関心を寄せた作品を発表しています。日本で初めての本格的な個展となる本展は、これまでの代表作とともに、ヒロシマを今日の問題として捉えるような新作を展示し、その創作活動の全貌を紹介するものです。
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