「蔡國強 宇宙遊―〈原初⽕球〉から始まる」国立新美術館

「蔡國強 宇宙遊―〈原初⽕球〉から始まる」国立新美術館

名称:「蔡國強 宇宙遊―〈原初⽕球〉から始まる」国立新美術館
会期:2023年6月29日(木)〜8月21日(月)
開館時間:10:00~18:00
   ※毎週金・土曜日は20:00まで
   ※入場は閉館の30分前まで
料金:当日 1,500円(一般)、1,000円(大学生)
会場:国立新美術館
住所:〒106-8558東京都港区六本木7-22-2
TEL:03-5777-8600(ハローダイヤル
URL:国立新美術館

蔡國強「原初火球 The Project for Projects」P3 art and environmentでの展示風景、1991年
撮影:萩原義弘 提供:蔡スタジオ
蔡國強「原初火球 The Project for Projects」P3 art and environmentでの展示風景、1991年 撮影:萩原義弘 提供:蔡スタジオ

蔡國強(ツァイ・グオチャン/さい こっきょう)
1957年に中国の福建省・泉州市で生まれた蔡は、上海戯劇学院で舞台芸術を学んだ後、1986年12月から1995年9月まで日本で活動しました。日本では筑波大学に在籍し、その後、東京、取手、いわきなどで生活、制作するなかで、火薬の爆発による独自の絵画を開拓して一躍注目を集めました。1989年の多摩川での最初の屋外爆発プロジェクト以来、彼は数十年にわたって世界中で一連の爆発プロジェクトを実現してきました。特に最近では、昼花火の新たな可能性を探求しています。
1995年にニューヨークに拠点を移して以降ますます創作活動の幅を広げた蔡は、2006年のメトロポリタン美術館や2008年のグッゲンハイム美術館での回顧展など、さまざまな国や地域で重要な個展を開催し、国際的にもっとも影響力の大きい芸術家の一人として活躍しています。2005年には、ヴェネチア・ビエンナーレ初の中国パヴィリオンのキュレーターを務めて展覧会企画にも才能を発揮し、2008年の北京オリンピックと2022年北京冬季オリンピックでは、開閉会式視覚特効芸術と花火監督を務め、世界中の人々を魅了しました。爆発プロジェクト《スカイ·ラダー》は2015年に蔡の故郷の泉州で実現し、同名のドキュメンタリー映画がNetflixで全世界に配信されました。
主な受賞歴
第48回ヴェネチア・ビエンナーレ「国際金獅子賞」(1999)
第7回「ヒロシマ賞」(2007)
第20回「福岡アジア文化賞受賞」(2009)
第24回「高松宮殿下記念世界文化賞」(絵画部門)(2012)
「米国国務院芸術勲章」(2012)

関連記事

コメント

  • トラックバックは利用できません。

  • コメント (0)

  1. この記事へのコメントはありません。

ページ上部へ戻る