名称:「絵具の作法 エヴァン ネスビット・鈴木淳夫・安田知司」日本橋三越本店
会期:2023年6月7日(水) ~ 2023年6月27日(火)
会場:本館6階美術アートギャラリー 最終日午後5時終了
住所:〒103-8001 東京都中央区日本橋室町1-4-1
TEL: 03-3241-3311
URL: 日本橋三越本店
このたび、コンテンポラリーギャラリーではEVAN NESBIT・鈴木淳夫・安田知司の3名による
「絵具の作法」と題した展覧会を開催いたします。
様々なジャンルにおいてデジタル化が加速し、世代を越えてSNSを利用する時代になった昨今。
アート作品においても、スマートフォンの画面上で第三者の行動(SNS)を通じて見ることが当たり前となり、
あたかも作品を現地で見たかのような感覚になっている方も多いのではないでしょうか。
本展では、そんな情報過多ともいえる現代において、絵画作品が与える視覚効果や絵画のもつ物質感を探求し続ける三名の技法に焦点をあて、展覧いたします。
作品と現地で対峙することで得られる 作品・作家・鑑賞者とのあわいに生まれる対話を体感いただければ幸いです。
ぜひ会場にてご高覧いただけますようお願い申しあげます。
※協力 KOKIARTS、AIN SOPH DISPATCH、TEZUKAYAMA GALLERY
EVAN NESBIT(1985)
2009年にサンフランシスコ・アート・インスティテュートを卒業後、2012年にイエール大学を修了。現在カリフォルニア州で制作しています。
近年の主な展示では、Roberts Projects (ロサンゼルス、2023年)、Van Doren Waxter (ニューヨーク、2023年)、KOKI ARTS (東京、2021年)、Weiss Berlin (ベルリン、2019年)、James Harris Gallery (シアトル、2018年)、Romer Young Gallery (サンフランシスコ、2018年)での個展があります。またロサンゼルス・タイムズ、フリーズ、アート・イン・アメリカ、The Brooklyn Railなど数多くのメディアで取り上げられています。
安田 知司(1985)
北海道小樽市生まれ。
2008年、京都嵯峨芸術大学(現・嵯峨美術大学)芸術学部造形学科油画分野を卒業。
均一な筆致の集積によって描かれる安田の絵画作品は、一見すると何が描かれているのか判別が難しい。
しかし、画面から距離を取ることで次第にイメージが立ち上がる。
意図的に鑑賞者と作品の間にある種の境界線を生み出し、思考を漂わせることで「見る」ことの本質を問いかける。
鈴木 淳夫(1977)
愛知県生まれ。
2001年、静岡大学大学院教育学研究科修了。
自分の作品を「彫る絵画」と称し、幾重にも塗ったアクリル絵具を彫刻刀で彫ることで、絵画を制作しています。
絵具を塗る、彫る、または貼るといった時間が作品に込められています。絵画作品としての色彩を見ると同時に時間についても感じていただけたらと思います。
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