名称:「柳宗悦と愛知の民芸」豊田市民芸館
会期:2023年7月1日(土)~2023年9月24日(日)
開館時間:9:00 〜 17:00
休館日:月曜日 月曜日が祝日の場合は月曜日開館し翌日休館
入場料:無料
会場:豊田市民芸館 第1・2民芸館
住所:〒470-0331愛知県豊田市平戸橋町波岩86-100
TEL:0565-45-4039
URL:豊田市民芸館
民藝運動の創始者・柳宗悦(1889-1961)は、昭和5年(1930)に瀬戸の石皿を調査、昭和12年に本郷村(現・東栄町)のざぜち(切り紙)調査のために愛知県を訪れました。柳はこうした調査を民藝の同人たちと全国にわたって行っており、著書『手仕事の日本』(昭和23年発行)では、昭和15年頃の日本の手仕事の現状を書き記し、日本固有の手仕事による美しさと、それを継承していく大切さを啓蒙しました。また、柳は昭和31年に名古屋市の鉈薬師で初めて円空仏を目にし、『民藝』81号(昭和34年発行)では円空仏の特集を組み、「この稀有の彫像に全く驚愕し、圧倒される程の感銘をうけた」と述べています。
今回は『手仕事の日本』で紹介された瀬戸・犬山・常滑のやきもの、扶桑の端折傘、有松鳴海の絞り染め、三河木綿、足助紙、菟足神社の風車、花祭のざぜちといった愛知県の手仕事と、円空仏や円空の書を館蔵品より約200点紹介します。
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