名称:「はじめてのBL展」角川武蔵野ミュージアム
会期:2023年5月20日(土)~2023年7月16日(日)
会場:角川武蔵野ミュージアム
時間:10:00~18:00 (最終入場時間 17:30)
※金・土:10:00~21:00(最終入場時間 20:30)
休館日:第1・3・5火曜日
※休館日が祝日の場合は開館・翌日閉館
観覧料:一般(大学生以上) 1,400円
中高生 1,200円
小学生 1,000円
※休館日、開館時間は変更となる場合があります。最新情報は公式サイトでご確認ください
※「1DAY パスポート」チケットなどでも本展覧会を観覧できます。詳細は公式サイトでご確認ください
※展示替えなどにより、日程によっては一部施設に入場できない場合があります
住所:〒359-0023埼玉県所沢市東所沢和田3-31-3
TEL:0570-017-396
URL:角川武蔵野ミュージアム
男性同士の恋愛を扱ったフィクションジャンルの一つ、ボーイズラブ(以下BL)。従来小説やマンガなどで展開されていましたが、近年は映像作品も増え、広く認知されつつあります。テレビやインターネットでは世界中のBLドラマを見ることができます。
歴史をたどると、1960年代に森茉莉氏が女性作家としては日本で初めて男性同士の性愛を書き、1970年代に入ってからは竹宮惠子氏など少女マンガ家が少年同士の恋愛、いわゆる「少年愛」作品を描きはじめました。その後、1978年に初めての専門誌『JUNE』創刊を経て、BLはさまざまなサブカルチャーを生み出し、そのすそ野を広げてきました。
また1992年、角川書店(現・KADOKAWA)は、耽美・BL小説を主に扱う文庫レーベルとして、「角川ルビー文庫」を創刊。それは雑誌『JUNE』で育ったクリエイターたちの活躍の場となりました。
本展では、『JUNE』を起点に、専門ジャンルとしてのBLの変遷を大きく3つの時代に分けて、各時代のエポックメイキングとなる作品やムーブメントを、原画や書籍、雑誌、映像、年表などとともに紹介します。BLに詳しい方はもちろん、BLに初めて触れる方でもその文化を知ることができます。
場内では竹宮惠子氏、あさぎり夕氏、紗久楽さわ氏などの「原画’(ダッシュ)」や原画、中島梓(栗本薫)氏の小説の直筆原稿、すでに休刊となったBL雑誌など貴重な展示物を見ることができます。また、会場内一部エリアでは、声優の森川智之氏がナレーションを担当します。
※「原画’(ダッシュ)」とは、コンピュータにマンガ原稿を取り込み、綿密に色調整を重ねた上で印刷した、精巧な複製原画のことです。マンガ家・竹宮惠子氏をプロジェクトリーダーとした京都精華大学国際マンガ研究センター/京都国際マンガミュージアムのプロジェクトです。
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