楚里勇己 「イロノツラナリ」銀座 蔦屋書店

楚里勇己 「イロノツラナリ」銀座 蔦屋書店

名称:楚里勇己 「イロノツラナリ」銀座 蔦屋書店
会期:2023年6月10日(土)~2023年7月7日(金)
開館時間:10:30 〜 21:00
休館日:不定休
入場料:無料
会場:銀座 蔦屋書店
住所:〒104-0061 東京都中央区銀座6-10-1 GINZA SIX 6F
TEL:03-3575ー7755
URL:銀座 蔦屋書店

楚里勇己は、伝統的な日本画の手法を用い、花々をポップでリズミカルに描き出すことで、現代における日本画の新たな可能性に挑んでいるアーティストです。
2010年に東京藝術大学美術学部絵画科日本画卒業した楚里は、今を生きるひとの暮らしに寄りそう、日本画の在り方を問うてきました。季節に移ろい心を寄せて折々の草花を描くという、古来よりの日本人の感覚とそれに基づいた日本画の技法。金箔や銀箔、岩絵の具で表現される、ポピーやカラー、彼岸花という、反復されるカラフルなモチーフは、グラフィックデザインを思わせるほどに洗練され、現代の空間に溶け込みます。しかし、花々のひとつひとつに目を凝らせば、あるものは盛りを迎え、あるものは朽ち、まるで命を宿しているかのように、丹念に描かれていることに驚かされるのです。
彼の作品の魅力である日本の感性と同居する現代性は、伝統を学び昇華した探求の賜物。今もなお挑戦を続ける、気鋭のアーティスト 楚里勇己の世界を、どうぞご堪能ください。

関連記事

コメント

  • トラックバックは利用できません。

  • コメント (0)

  1. この記事へのコメントはありません。

ピックアップ記事

  1. 「第十四回 I氏賞受賞作家展」岡山県立美術館
  2. 第3回『山形県埋蔵文化財センター設立30周年企画展』山形県埋蔵文化財センター
  3. 2024伊丹国際クラフト展「酒器・酒盃台」市立伊丹ミュージアム
ページ上部へ戻る