名称:「上村松篁 “創造美術”結成まで」松伯美術館
会期:2023年7月15日(土)〜9月24日(日)
会場:松伯美術館
観覧料金:当日一般820円
休館日:月曜日(7月17日、9月18日は開館)、7月18日、9月19日
住所:〒631-0004奈良県奈良市登美ケ丘2-1-4
TEL:0742-41-6666
URL:松伯美術館
「創造美術」は、自由な画壇を志し、「我等は世界性に立脚する日本絵画の創造を期す」と宣言して、昭和23年(1948)に上村松篁らをはじめとする日本画家によって結成された美術団体である。
日本画家 上村松園の息子、上村松篁(1902~2001)は、京都市立美術工芸学校(美工)本科4年のころ、画家として志を立て、京都市立絵画専門学校に入学すると同時に、西山翠嶂画塾(のち青甲社)に入って研鑽した。その後、美工の教師になった松篁は、画学生たちが画壇で出世するために塾に入り、そこで師匠やその側近に気を使って精力をすり減らすのを、常々憂えていった。そして、昭和22年(1947)日展の審査員となったとき、情実や派閥工作がある内情に憤慨し、新団体作りに動き出し、「創造美術」を旗揚げした。
本展では、「創造美術」を結成するまでの松篁の足跡を中心に展示する。
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