名称:「三浦明範——vanitas vanitatum」武蔵野美術大学 美術館・図書館
会期:2023年7月15日(土)〜8月13日(日)
会場:武蔵野美術大学美術館 展示室3
観覧料金:無料
休館日:水曜日
主催:武蔵野美術大学 美術館・図書館
協力:武蔵野美術大学 造形学部通信教育課程研究室
監修:三浦明範(画家/武蔵野美術大学 造形学部通信教育課程油学科教授)
住所:東京都小平市小川町1-736
TEL:042-342-6003
URL:武蔵野美術大学 美術館・図書館
展覧会名にあるラテン語 “vanitas vanitatum”(ヴァニタス ヴァニタトゥム)は旧約聖書中の「伝道の書」に残された言葉で、「空の空」を意味する。現実の不条理に直面しながら、虚無感に屈することなく、既存の秩序さえも問い直した末に賢者が辿りついた言葉である。その言葉は、身近な事物を克明に観察、描くことで問題を提起し、答えを探しながら描き続けてきた画家・三浦明範の作品に重なる。大型作品を中心に、油彩とテンペラによる彩色作品からシルバーポイントと墨によるモノクローム作品まで、28点を一望できる。生きること、死ぬこと、日頃の私たちがあえて直視しない事柄と向き合う絶好の機会となるだろう。
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