名称:中西洋人 個展「知覚させるかたち」千總ギャラリー
会期:2023年07月13日(木) 〜 2023年09月18日(月)
会場:千總ギャラリー ギャラリー2
時間:10:00~17:00
休館日:火・水曜日
料金:無料
住所:京都市中京区三条通烏丸西入御倉町80(千總本店2F)
TEL:075-253-1555
URL:千總ギャラリー
木彫作家、中西洋人氏の個展です。中西の作品は素材となる朽木に潜む美を見出し、不要なものを削ぎ落とすことで作られます。素材に向ける中西のまなざしや作品それ自体に宿る、目の前にあるものを超えて何かを見ようとする意識が、わたしたちに美を知覚させるのでしょうか。
目に見えるものと、見えないもの。二つがどのように作用し作品の在り方を形成しているのかに思い巡らせます。
本展は、昨年の開催した伊庭靖子個展「外に内に染む」に続き、京都に縁の深い作家・原田マハ氏によるアーティストの推薦によって開催するものです。
原田氏から本展に寄せられた「結界:永遠の魂」の文章も併せて展示します。千總ギャラリーのコンセプトを受けて原田氏が推薦した中西の作品とともにお楽しみください。
中西洋人
木彫家。愛知県名古屋市生まれ。岐阜県にて木工・家具制作を学んだ後2008年に独立。2010年より個展を中心に活動を開始。
作品制作で使用する木材は通常販売している製材されたものではなく虫食いや朽ちた材を使用する。そのため都市生活での限界を感じ、2011年秋、滋賀県の電話交換所だった場所に自宅と工房を設立。災害による倒木や間伐材などその時に出会った原木を使用して作品を制作している。
作品はコンセプトやイメージに合わせて素材を見つけるのではなく、その時自分にしか出会えない素材との対話からはじまると考えている。
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