「三都の絵画 – 江戸・京都・大坂 – 」本間美術館

「三都の絵画 - 江戸・京都・大坂 - 」本間美術館

名称:「三都の絵画 – 江戸・京都・大坂 – 」本間美術館
会期:2023年7月21日(金)~2023年9月5日(火)
開館時間:9:00 〜 17:00
休館日:会期中無休
入場料:一般 1100円、大学生・高校生 500円、中学生以下 無料、障害者手帳提示 半額
会場:本間美術館
住所:〒998-0024山形県酒田市御成町7-7
TEL:0234-24-4311
URL:本間美術館

「三都の絵画 - 江戸・京都・大坂 - 」本間美術館
「三都の絵画 – 江戸・京都・大坂 – 」本間美術館

250年におよぶ平和で安定した社会が続いた江戸時代は、活発な経済活動により商品経済の中心地としての都市が発達した時代でした。中でも、天皇と公家が住み、800年の歴史と伝統を誇る王城の地・京都。古い歴史の上に江戸時代には経済都市、商人の都として発展した大坂。そして、将軍のお膝下、武門の都としてめざましい発展を遂げた江戸。
この三都が江戸時代を通して鼎立しながら独自の特色ある都市文化を生み出していきます。
また、江戸は文化芸術が発展を遂げた時代でした。250年間には文化芸術の担い手や享受者が、武家や公家、町衆の上層階級から、町人、農民など庶民階級まで広がり、文化芸術は中央から地方へ津々浦々まで浸透していきました。特に、芸術の中で絵画が江戸以前と比べて多彩な発展を遂げています。前代より続いた狩野派と土佐派の他に、琳派、浮世絵、写生画、文人画、洋風画など、さらに奇想と言われる異才溢れる画家たちも活躍し、多くの流派と画家たちが多種多彩な作品を生み出した江戸は絵画の黄金時代でした。
そして、時代を代表する画家たちの多くが、三都を活動の場とし、都市の享受者たちの支持を得て、それぞれ都市の歴史と文化・伝統を背景に特色ある絵画が描かれました。
本展では、三都の絵画の独自性を探るとともに、江戸絵画の豊饒さを楽しんでいただければ幸いです。

司馬江漢《御茶水景図》
天明4年(1784)
酒田市指定文化財
司馬江漢《御茶水景図》 天明4年(1784) 酒田市指定文化財
岸駒《猛虎図》
江戸時代後期(19世紀)
酒田市指定文化財
岸駒《猛虎図》 江戸時代後期(19世紀) 酒田市指定文化財
原在中《富士山之図》
文政3年(1820)
個人蔵
原在中《富士山之図》 文政3年(1820) 個人蔵
伊藤若冲《布袋図 香川黄中賛》
江戸時代中期(18世紀)
酒田市指定文化財
伊藤若冲《布袋図 香川黄中賛》 江戸時代中期(18世紀) 酒田市指定文化財
森狙仙《梅母子猿図・松瀧見猿図》 江戸時代後期(19世紀)
森狙仙《梅母子猿図・松瀧見猿図》 江戸時代後期(19世紀)
中山高陽《塩釜観月図》 安永元年(1772) 酒田市指定文化財 個人蔵
中山高陽《塩釜観月図》 安永元年(1772) 酒田市指定文化財 個人蔵
狩野栄信《月下擣衣図》 江戸時代中期~後期(18~19世紀) 個人蔵
狩野栄信《月下擣衣図》 江戸時代中期~後期(18~19世紀) 個人蔵
安田雷洲《赤穂義士報讐図》 江戸時代後期(19世紀) 酒田市指定文化財
安田雷洲《赤穂義士報讐図》 江戸時代後期(19世紀) 酒田市指定文化財
円山応挙《鼬図》 江戸時代中期(18世紀) 山形県指定文化財
円山応挙《鼬図》 江戸時代中期(18世紀) 山形県指定文化財
長沢芦雪《狗児図扇面》 江戸時代中期(18世紀後半) 酒田市指定文化財
長沢芦雪《狗児図扇面》 江戸時代中期(18世紀後半) 酒田市指定文化財
岡田半江《米法山水図》 江戸時代後期(19世紀) 山形県指定文化財
岡田半江《米法山水図》 江戸時代後期(19世紀) 山形県指定文化財

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