「新・空間縁起」アンフォルメル中川村美術館

「新・空間縁起」アンフォルメル中川村美術館

名称:「新・空間縁起」アンフォルメル中川村美術館
会期:2023年7月27日(木)~2023年11月30日(木)
開館時間:10:00 〜 17:00
休館日:火曜日、水曜日
   火曜日・水曜日が祝日の場合は開館
入場料:一般 400円、高校生以下 無料、障害者手帳提示と付き添い1名 200円
会場:アンフォルメル中川村美術館
住所:〒399-3801 長野県上伊那郡中川村大草2124
TEL:0265-88-2680
URL:アンフォルメル中川村美術館

「新・空間縁起」アンフォルメル中川村美術館
「新・空間縁起」アンフォルメル中川村美術館

30年前に開館したアンフォルメル中川村美術館は、南信州の山、川、谷を展望する尾根の上にスペクタルに展開する異形の建築として知られています。第二次大戦後フランスに勃興したアンフォルメルの美術に共鳴した実業家で画家、詩人でもあった鈴木崧(すずき・たかし)が、異色の建築家・毛綱毅曠(もづな・きこう)に依頼して建設したものです。以来、異彩を放つ建物とともに、県内でも数少ない現代美術館として中川村の人々が守り続けてきました。
古来の伝説や神話、風水や宇宙に惹かれた毛綱毅曠は、各地の寺社建築に隠された意味を読み解き、著書『神聖空間縁起』で紹介しています。忘れ去られた知恵を建築に吹き込み、21世紀の共生の術としての再生を言明しました。
今回、7人の現代美術家がこの地のこの美術館の場所で発表する意欲的な表現は、バブリーな時代を経て久しい「ポストコロナ」の今日、私たちが生きている空間を再び感じ取る縁(よすが)となるものです。
予測し得ない時代を迎え、今後のパースペクティブとして、今展が新たな「空間縁起」となるよう願う次第です。

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