「𠮷田の金と上出の青 錦山窯×上出長右衛門窯」セイコーハウス銀座ホール

錦山窯 華鳥夢譚 冨貴(壺セット) Φ14×H37.5cm

名称:「𠮷田の金と上出の青 錦山窯×上出長右衛門窯」セイコーハウス銀座ホール
会期:2023年8月31日(木) 〜 2023年9月10日(日)
会場:セイコーハウス銀座 6階 セイコーハウス銀座ホール
住所:〒104-8105 中央区銀座4丁目5-11
TEL:(03)3562-2111(代表)
URL:セイコーハウス銀座ホール

𠮷田幸央 彩色金彩水指
Φ17.6×H15.8cm
𠮷田幸央 彩色金彩水指 Φ17.6×H15.8cm
𠮷田幸央 彩色金彩花器
Φ9.5×H26.8cm
𠮷田幸央 彩色金彩花器 Φ9.5×H26.8cm
上出長右衛門窯 寿福老 尺
Φ17.8×H31.6cm
上出長右衛門窯 寿福老 尺 Φ17.8×H31.6cm
上出長右衛門窯+丸若屋 髑髏お菓子壺 祥瑞
21×13.7×H16.8cm
上出長右衛門窯+丸若屋 髑髏お菓子壺 祥瑞 21×13.7×H16.8cm
上出恵悟 馬
23.4×15.6cm
上出恵悟 馬 23.4×15.6cm

九谷焼を代表する窯元、錦山窯と上出長右衛門窯。開窯から100年を経た二つの窯元の歩みが今ここで初めて交差します。九谷の金襴手の伝統を継承し新たな金彩表現を試みる錦山窯、祥瑞手の鮮やかな青の染付で瑞々しさを表現する上出長右衛門窯が、互いの素地を交換し絵付けした作品を作りました。併せてそれぞれの窯元を象徴する作品が一堂に会します。ディレクションは錦山窯の四代𠮷田幸央さんと、上出長右衛門窯の六代上出惠悟さんです。二つの窯元とその後継者が、歴史と世代を超えて競演する本展をぜひご高覧ください。
𠮷田 幸央(よした・ゆきお)
1960年石川県小松市に生まれる
1985年朝日陶芸展奨励賞
1997年国際色絵陶磁器コンペティション97九谷準大賞
第23回長三賞陶芸展奨励賞
1999年国際陶芸ビエンナーレ99特別賞
2000年第2回現代茶陶展TOKI織部銀賞
2010年日本伝統工芸展高松宮記念賞
2013年現代の日本工芸展(米国森上博物館)
日本伝統工芸展60回記念工芸からKOGEIへ展(東京国立近代美術館工芸館)
2014年第19回MOA岡田茂吉賞展(MOA美術館)
2020年Kogei2020 (東京国立博物館表慶館)
2022年未来へつなぐ陶芸-伝統工芸のチカラ展(パナソニック汐留美術館 ほか)
現在日本工芸会正会員・日本陶芸美術協会常任理事

錦山窯 窯歴
1906年初代・𠮷田庄作が、独立し錦山と号し、金彩技法を工夫し錦絵風画法を確立する
1933年清一が二代となり初代の作風を継承し、九谷のデザインを改良し多数の新しい試作品を製作する
1951年三代・美統が錦山窯を継ぎ作陶の道に入る
2001年美統、重要無形文化財釉裏金彩保持者(人間国宝)に認定される
2007年幸央が父・美統に代わり、錦山窯の四代目当主となる
2016・17年錦山窯展開催(代官山ヒルサイドフォーラム)
2017~19年メゾン・エ・オブジェ出展(パリ)
2019年ギャラリー「嘸旦」開設
2023年JAXURY AWARD に選出される

上出 惠悟 (かみで・けいご)
1981年石川県能美市に生まれる
2006年東京藝術大学美術学部絵画科油画専攻卒業
2010年KUTANII CONNEXION(スパイラルガーデン)
2013年楽園創造(パラダイス)-芸術と日常の新地平-vol.3 上出惠悟 (gallery αM)
2019年第14回パラミタ陶芸大賞展(パラミタミュージアム)
開館15周年記念 現在地:未来の地図を描くために [2](金沢21世紀美術館)
2022年新蕉(Yoshimi Arts)
コレクション
金沢21世紀美術館、 能美市、 Japigozzi Collection、 高橋龍太郎コレクション、MONTBLANC JAPAN

上出長右衛門窯 窯歴
1879年旅籠業をしていた初代・上出長右衛門が富山の薬売りを介して九谷焼販売業をはじめる
1941年本窯を導入し、長右衛門窯と号する
1969年明治神宮御依頼による「花瓶」を献納の栄を賜る
1996年四代目 兼太郎、藍綬褒章を受ける
2003年四代目、勲五等雙光旭日章を受ける
2011年ハイメ・アジョン氏デザインの食器をイタリア・ミラノで発表する
2015年フランス・パリNAKANIWAにて海外初個展を開催する
2018年デンマーク・Sing Tehusとドイツ・Yodaの二箇所で展覧会を開催する
2023年金沢香林坊に初の直営店「金沢長右衛門」をオープンする

錦山窯 華鳥夢譚 冨貴(壺セット) Φ14×H37.5cm
錦山窯 華鳥夢譚 冨貴(壺セット) Φ14×H37.5cm

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