特別展観「ア木曽海道六拾九次之内」中山道広重美術館

特別展観「ア木曽海道六拾九次之内」中山道広重美術館

名称:特別展観「ア木曽海道六拾九次之内」中山道広重美術館
会場:2023年8月31日(木)〜10月1日(日)
会場:中山道広重美術館
開館時間:午前9時30分から午後5時(入館は午後4時30分まで)
料金:一般820円(20名以上の団体は660円)
   18歳以下無料
   障がい者手帳をお持ちの方と付き添いの方1名まで無料
   毎週水曜日はフリーウエンズデー(観覧無料)
   毎週金曜日はフリーフライデー(観覧無料)
休館日:9/4・11・19・25
住所:〒509-7201岐阜県恵那市大井町176-1
TEL:0573-20-0522
URL:中山道広重美術館

特別展観「ア木曽海道六拾九次之内」中山道広重美術館
特別展観「ア木曽海道六拾九次之内」中山道広重美術館

 渓斎英泉(1791-1848)と歌川広重(1797-1858)による「木曽海道六拾九次之内」は、起点・日本橋と木曽街道(中山道の異称)の69宿を主題とする街道絵シリーズです。名所絵や街道絵などの風景画が浮世絵の一ジャンルとして発展した天保年間(1830-44)に制作され、長きにわたり出版され続けました。そのため、本シリーズの各図には、増し摺りに伴う複数のバリエーションや異版(変わり図)が存在します。恵那市の浮世絵収集家・田中春雄氏(1919-2012)が約30年の歳月をかけて収集した「木曽海道六拾九次之内」は121点に及び、豊富な“摺り違い”が特徴です。雲母摺や胡粉が施された図もあり、当時の浮世絵出版界の隆盛ぶりがうかがえます。
 本展では、田中コレクション「木曽海道六拾九次之内」から78点出品し、摺り違いの比較展示を行うほか、新規収蔵品5点をお披露目いたします。2人の絵師による中山道の叙情豊かな自然描写と共に、本物の実見でしか味わえない浮世絵木版画の技巧をお楽しみください。

関連記事

コメント

  • トラックバックは利用できません。

  • コメント (0)

  1. この記事へのコメントはありません。

ピックアップ記事

  1. 「第十四回 I氏賞受賞作家展」岡山県立美術館
  2. わが街ながのゆかりの作家展 中村明個展「混ポジション」長野市芸術館
  3. 「東京造形大学 写真研究所 ―ミクロな視点とマクロな視点―」BankART KAIKO
ページ上部へ戻る