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名称：第13回　座る・くらべる 一脚展 ＋（プラス） 2023／特別展「一本の樹のものがたり」竹中大工道具館
会期：2023年9月2日(土)〜9月18日(月)　
会場：竹中大工道具館
観覧料金：無料
　　　※常設展見学は別途入館料が必要
休館日：9月4日、9月11日
住所：〒651-0056 兵庫県神戸市中央区熊内町7-5-1
TEL：078-242-0216
URL：竹中大工道具館

一昨年の冬、その役目を終え伐採される運命を迎えた一本のケヤキの樹に出会った。通常であればそのまま焼却されるか、燃料用のチップとして細かく粉砕されていたかもしれない。しかし、その出会いが一本の樹に新しい役割りとしての命を宿し、そのものがたりは続くことになる。
伐採から製材、乾燥などの工程すべてに一脚展のメンバーが関わり、それぞれの工房へと一旦分配されたケヤキだが、テーブルやスツール、子ども椅子などの様々な木工品として姿を変えて再び集まり、会場の竹中大工道具館（神戸）に並ぶ。
2019年から「そこに樹があるのに」を合言葉に、兵庫県内で様々な理由から伐採された地域材に注目してきた。今回は一本の樹にさらに深く関わり制作に取り組んだ様子を紹介する。例年開催の新作椅子の座り比べと共に、ぜひ実際に会場で、その樹のものがたりの続きに触れてみてほしい。