名称:「竹久夢二と榛名ー理想郷を求めた夢二ー」夢二郷土美術館 本館
会期:2023年9月12日(火)〜12月3日(日)
会場:夢二郷土美術館 本館
観覧料金:当日一般800円
休館日:月曜日(9月18日、10月9日は開館)、9月19日、10月10日
住所:〒703-8256岡山県岡山市中区浜2-1-32
TEL:086-271-1000
URL:夢二郷土美術館
岡山出身の竹久夢二(1884~1934)は大正浪漫を代表する詩人画家としてだけでなく本の装丁や日用品などのデザイナーとしての活躍も注目されている。生活の美を信念としていた夢二は、関東大震災後に訪れた大量生産の時代への変化に異を唱え自らの理想を実現するため、1930年に榛名山美術研究所設立の趣意書を発表。研究所の建設にと考えた群馬県榛名は、旅先で出会う風景や人々に影響を受けて創作していた夢二が特に思いを寄せ何度も足を運びアトリエも設けた地である。榛名や伊香保には夢二の足跡や地元の人々との交流が伝わり、夢二がたびたび宿泊した旅館には夢二の作品や書簡等が遺されている。群馬県以外では初公開となるこれらの貴重な作品と資料をふるさと岡山で特別公開し、夢二郷土美術館の所蔵作品とともに夢二の知られざる晩年の創作の日々と人々との交流を紐解く。
あわせて今年100年の節目を迎えた関東大震災に当時夢二が衝撃を受け、自らの足で震災の跡を見て回りスケッチして都新聞の「東京災難通信」連載や雑誌にルポタージュを掲載するなど、活動の転機となった足跡を直筆の日記などとともに公開する。
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