名称:「風景というあらわれ 江藤純平/大津鎭雄」武蔵野市立吉祥寺美術館
会期:2023年9月23日(土)〜11月5日(日)
会場:武蔵野市立吉祥寺美術館
観覧料金:当日一般300円
休館日:9月27日、10月25日
住所:〒180-0004東京都武蔵野市吉祥寺本町1丁目8番16号 FFビル7階
TEL:0422-22-0385
URL:武蔵野市立吉祥寺美術館
武蔵野市ゆかりの洋画家、江藤純平(1898~1987)と大津鎭雄(1920~2008)の風景表現に着目する。
江藤純平は穏健な人物表現で知られるが、風景を題材とした作品も多く、戦後は陽光まばゆい小豆島の風景を描いて高く評価された。大津鎭雄は重厚かつ特徴的な筆致で国内外の風景を追究、1960年代以降に取り組んだヨーロッパの風景は、彼の代名詞ともなった。
歳は20以上離れているふたりだが、時を同じくして武蔵野市に暮らし、日展で活躍したほか、武蔵野文化事業団(当時)の役員をつとめるなど共通点は多く、とくにふたりがフランスの画家セザンヌを敬愛していたことは特筆に価する。
本展では、武蔵野市が所蔵する大作のほか、スケッチや関係資料など、約40点によって江藤純平と大津鎭雄の仕事を紹介する。ふたりはそれぞれ「風景」を通してなにをあらわしたのか。ふたりがおとずれたさまざまな場所にも想いを巡らせつつ、「風景を描く」ということの意義を、感じ取ってほしい。
コメント
トラックバックは利用できません。
コメント (0)
この記事へのコメントはありません。