名称:「芳年―激動の時代を生きた鬼才浮世絵師」富山県水墨美術館
会期:2023年9月15日(金)~2023年11月19日(日)
会場:富山県水墨美術館
開館時間:9:30 〜 18:00
9月15日は11:00から
休館日:月曜日
9月18日、10月9日は開館
9月19日、10月10日は休館
入場料:一般 900円、大学生 450円、高校生以下・障害者手帳提 無料
住所:〒930-0887富山県富山市五福777
TEL:076-431-3719
URL:富山県水墨美術館
月岡芳年(つきおかよしとし・天保10~明治25/1839~92)は、江戸から明治へと急激に変貌する時代に活躍した浮世絵師です。
江戸に生まれた芳年は、12歳で武者絵の名手・歌川国芳(うたがわくによし)に入門し、腕を磨きました。社会制度や価値観などが大きく転換した幕末・明治の激動期には、得意とした師ゆずりの武者絵はリアルな戦闘画へと変化し、「血みどろ絵」「無惨絵」と呼ばれるシリーズが芳年の代名詞となりました。その後、歴史画、風俗画の大ヒットにより、人気浮世絵師への階段を一気に駆け上がったのでした。その大胆な構図、鮮やかな色彩、人物のアクロバティックなポーズは、現代のわれわれをも魅了します。
本展では、芳年のコレクションとして世界屈指の質と量を誇る西井正氣(にしいまさき)氏の所蔵品から、素描や版木、肉筆画などもあわせた200余点を紹介します。最後の浮世絵師と称された芳年の、巧みな技と豊かな想像力、卓越した画面構成のセンスをご堪能ください。
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