「エコロジー:循環をめぐるダイアローグ ダイアローグ2「つかの間の停泊者」ニコラ・フロック、ケイト・ニュービー、保良雄、ラファエル・ザルカ」銀座メゾンエルメス フォーラム
名称:「エコロジー:循環をめぐるダイアローグ ダイアローグ2「つかの間の停泊者」ニコラ・フロック、ケイト・ニュービー、保良雄、ラファエル・ザルカ」銀座メゾンエルメス フォーラム
会期:2024年2月16日(金)~2024年5月31日(金)
会場:銀座メゾンエルメス フォーラム
開館時間:11:00~19:00 (最終入場時間 18:30)
※ギャラリーは基本、銀座店の営業に準じています。
※開館日と開館時間についての最新の情報は、公式サイトをご確認ください。
休館日:不定休 ※エルメス銀座店の営業時間に準ずる
観覧料:無料
住所:〒104-0061東京都中央区銀座5-4-1
TEL:03-3569-3300
URL:メゾンエルメスフォーラム
エルメス財団は、アートにおけるエコロジーの実践を問う「エコロジー:循環をめぐるダイアローグ」展を開催します。
地球規模の気候変動への取り組みなど、私たちが直面するエコロジーの喫緊の課題は、生態系、経済、社会、政治などの様々な要求の均衡について問いかけます。現在、あるいは将来、私たちはどのようにアートを通じてこれらの問題を考察してゆくことができるでしょうか。銀座メゾンエルメスフォーラムでは、エコロジーの概念を、広義の「循環するエネルギーの有り様」として捉え、地球環境におけるつかの間の漂いである人間の生やモノについて、自然との関わりからアプローチするアーティストたちを、個展とグループ展の2つのダイアローグの形で紹介いたします。
グループ展「つかの間の停泊者」では、ニコラ・フロック、ケイト・ニュービー、保良雄、ラファエル・ザルカの4人を取り上げ、それぞれの実践からうかびあがる自然と人間のエネルギーの循環の姿を紹介します。ケイト・ニュービーと保良雄は、「私たちのエコロジー展」(森美術館)と本展それぞれで展示を行います。森美術館とフォーラムというふたつの場所、またその間に広がる都市との繋がりも持ちながら、エコロジーの考察を拡張する展示を行う予定です。
◆ ニコラ・フロック Nicolas Flocʼh
1960年、レンヌ(フランス)生まれ。写真家、ビジュアル・アーティストとしてパリを拠点に活動。自然光下で水中の風景を撮影したモノクローム(単色)のドキュメンタリー写真で知られる。自然環境の移ろいの過程において、流れ、消失、再生が果たす本質的な役割を問い続けている。
◆ ケイト・ニュービー Kate Newby
1979年オークランド(アオテアロア・ニュージーランド)生まれ。現在はフローレスビル(テキサス、米国)を拠点に活動。さまざまなアクションを通じて場との関係性を構築するサイト・スペシフィックなプロジェクトの実践を行う。日常的な身振りや物を用いてさまざま状況をつくり、現代美術の展示・鑑賞・収蔵の新しいあり方に挑戦する。
◆ 保良雄 Takeshi Yasura
1984年、滋賀県生まれ。現在は、フランスと日本を拠点に活動。テクノロジー、生物、無生物、人間といったさまざまなアクターを縦軸ではなく横軸で捉え、存在を存在として認めることを制作の目的としている。
◆ ラファエル・ザルカ Raphaël Zarka
1977年モンペリエ(フランス)生まれ。パリを拠点に活動。幾何学的形態の変遷について、芸術や科学技術のみならず、スケートボードといったポップ・カルチャーの側面から、学際的に探求するザルカの活動は、彫刻や写真、ドローイングから執筆まで多岐にわたる。
本展は森美術館開館20周年記念展「私たちのエコロジー:地球という惑星を生きるために」(2023.10.18(水)~2024.3.31(日))との関連企画として開催いたします。
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