「丘山晴己 KIYAMA HARUKI Solo Exhibition 「505 I found」 presented by DRELLA」DRELLA アートギャラリー

「丘山晴己 KIYAMA HARUKI Solo Exhibition 「505 I found」 presented by DRELLA」DRELLA アートギャラリー

名称:「丘山晴己 KIYAMA HARUKI Solo Exhibition 「505 I found」 presented by DRELLA」DRELLA アートギャラリー
会期:2023年09月20日~2023年10月09日
開館時間:12時~19時
会場:DRELLA アートギャラリー
入場料:入場無料
住所:〒150-0034東京都渋谷区代官山町15-10 Grove 代官山 1F
URL:DRELLA アートギャラリー

日米を拠点にアーティスト、ダンサー、俳優として活躍する総合芸術家・丘山晴己のアート展「505 I found」が、9月29日より10月9日までの期間、東京・代官山の現代アートギャラリー「DRELLA」で開催される。
日本舞踊家の父・花柳伊三郎とバレリーナの母・小山加代呼との間に生まれ、両親ともに舞台表現者である芸術に親しむ家庭環境より、幼少期から日本舞踊・バレエ・油絵などの英才教育を受けた丘山晴己は14歳でアメリカに渡り、ウェストタウンスクールにて高校卒業。グラフィックデザインでフィラデルフィア芸術大学に入学、パフォーミングアーツで美術学士(BFA)を取得し卒業。全世界で人気のイリュージョン「The Illusionist」では、初の日本人出演者としてブロードウェイデビュー。現在は、油絵、デジタルアートの創作発表によるアーティスト活動、刀剣乱舞を始めとするミュージカルの舞台俳優など、総合芸術家としてジャンルを越えて活躍している。
幼少期を日本で、青年期を米国で育った丘山は、 常に和と洋の狭間で自己の表現者としてのアイデンティティを模索しており、作風にもその影響を見ることができる。昨年開催された「HELLO my name is」に続く、今回の個展「505 I found」で発表される新作は、水を用いずに岩や砂などで山や水を表現する日本の伝統的な庭園様式「枯山水」からインスパイアされており、柔らかな曲線は日本の和の感覚を感じさせながらも、彼が青年期を過ごた米国のポップアートやストリートカルチャーのモダンな感覚が融合された個性的な作品となっている。
個展タイトルの「505 I found」は、WEBページが見つからない際に表示される「404 not found」を情報化社会の混沌の象徴として、その先の世界を見つけたという言葉遊びであり、丘山自身が見つけた新たなアートスタイルを意味すると同時に、目標、アイディア、チャンスなど、新しい何かを「見つけた」という言葉の中に含まれるポジティブなメッセージをタイトルにして発信したいと思ったと語っている。
丘山晴己
「リアルとバーチャルに生きる僕らを取り巻く世界は、大量の情報にアクセスできる一方、日に日に複雑さを増し、いつしか、何が本当で、何が嘘かさえ、分からなくなっている。
404 not found。WEBページが見つからないと表示されるエラーメッセージ。フィルターバブルのラットレースに踊らされ、エコーチェンバーにより分断されていく、僕らの混乱を象徴しているかのよう。
505 I found。僕は、見つけた。エラーメッセージの向こうにある光。完全さを求められるAI時代の中で、不完全な人間が生み出す想像力の結晶。アートの力は、この混沌とした世界で、本当のことを見つける手がかりになると信じている」

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