名称:保存修理完了記念「崇禅寺墨跡公開-保存修理の技がつなぐ文化財」土岐市美濃陶磁歴史館
会期:2023年11月1日(水)〜12月10日(日)
会場:土岐市美濃陶磁歴史館
開館時間:午前10時~午後4時30分(入館は午後4時まで)
料金:一般200円(150円)、大学生100円(70円)※()は20名以上の団体料金
高校生以下無料
障がい者手帳・医療受給者証(指定難病、小児慢性特定疾病)をお持ちの方と介助者1名無料
休館日:月曜日(祝日の場合は開館)、祝日の翌日(11/4は開館)
住所:〒509-5142岐阜県土岐市泉町久尻1263
TEL:0572-55-1245
URL:土岐市美濃陶磁歴史館
岐⾩県土岐市妻⽊町にある臨済宗妙心寺派の古刹崇禅寺は、土岐明智⽒初代頼重が⻁渓⼭永保寺三世果⼭禅師を招き、⽂和3年(1354)に創建したと伝わります。寺には、創建の頃よりおよそ700年の間、修理を重ねながら守り伝えられてきた墨跡2幅「此山妙在墨跡」および夢窓国師筆「果⼭」(いずれも岐⾩県重要⽂化財)があります。近年、それらの傷みがひどくなっていたため、令和3〜4年度に住友財団および岐⾩県、土岐市の助成・補助により保存修理が⾏われました。
国内の⽂化財は脆弱な材料でつくられるものが多く、将来にわたって⽂化財を受け継ぐためには、定期的な修理が重要です。絵画や古⽂書など絹や紙の⽂化財(装潢文化財)の保存修理を担う技術者を「装潢師」といいます。現代の「装潢師」は伝統的な技術を基礎としつつ、科学的な知⾒も取り⼊れながら⽂化財の修理を担っており、崇禅寺の2幅の墨跡も「装潢師」により保存修理が行われました。このたび、展示および関連イベントを通じて、修理前後の作品の変化をご紹介すると同時に、修理過程で判明した成果や修理に携わった「装潢師」の技術と思いを伝えます。
同時開催
◆開館44年収集の軌跡Ⅱ「現代の作り手たち」第1展示室
◆収蔵品展「美濃桃⼭陶」第2展示室
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