名称:「或る未亡人の版画コレクション 版画家生活二十周年記念 重野克明新作展」日本橋高島屋S.C.(本館)
会期:2023年11月1日(水)→20日(月)
会場:本館6階 美術画廊X 最終日午後5時終了
住所:〒103-6190東京都中央区日本橋 2-5-1
TEL:03-3246-4310 本館6階 美術画廊(直通電話)
URL:日本橋高島屋S.C.(本館)
重野克明氏は1975年千葉県に生まれ、2003年東京藝術大学大学院修士課程美術研究科版画専攻を修了、現在は茨城県水戸市で制作を行っています。銅版画を中心に油彩画、絹本による水墨や着彩画、ドローイング、陶芸など多彩な作品を発表し、風刺の効いた毒のあるユーモアと脱力的な洒脱さで魅せる、独自のディープな世界観で、マニアックなアートファンにも熱烈な支持を受けています。日常の“あるある”に、それを超えるデペイズマン(違和感)を発生させるのが重野作品の特徴のひとつです。高島屋で8回目となる今回の個展は、作家自ら「版画家生活二十周年記念」と謳うことで自身を追い込み、現在までの作家人生の上に今後の前進につながる新しい何かを掴もうとする挑戦と、周囲からの祝意を期待する作家の打算とが交錯する、重野ならではのコンプレックスな世界が展開されます。銅版画作品の他、油彩画、水彩画、絹本着彩画など約40点を発表いたします。
”版画家Sの未亡人は、夫の遺したエステートで幸福な余生を送れるのか?”この「版画家生活二十周年記念」展で、自己の新作を自虐も込めメタ的に俯瞰します。重野作品の新たな一面をお楽しみください。
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