名称:「大西暢夫 お蚕さんから糸と綿と」春日森の文化博物館
会期:2023年10月21日(土)~2023年11月19日(日)
会場:春日森の文化博物館
開館時間:9:00 〜 17:00
休館日:水曜日 水曜日が祝日の場合は水曜日開館し翌日休館
入場料:一般 110円、中学生・小学生 50円
住所:〒503-2501 岐阜県揖斐郡揖斐川町春日美束1902-183
TEL:0585-58-3111
URL:春日森の文化博物館
人間が数千年という長い年月をかけ、糸を利用するために育てられ改良されてきた「お蚕さん」。桑の葉しか食べず、羽化しても飛べず、人間の手を離れては生きていくことができない、野生では生きられない昆虫です。かつて日本では、全農家の約4割が養蚕に従事し、生糸の輸出量は世界一を誇っていましたが、化学繊維の発達などで衰退し、養蚕農家は急速に減少しました。
本企画は、滋賀県と岐阜県の境にある養蚕農家や紡績工場で働く人々、生糸や真綿が作られていく過程がつぶさに収められた『お蚕さんから糸と綿と』(アリス館)の写真展です。
また、併設する森のくらし館では、春日村で昭和40年代頃まで養蚕業に使用されてい民具を展示し、草木染めが体験できる森の染織工房アトリエののでは、「シルクを染める」会を企画しました。
本企画展が、春日村でも盛んに行われていた「養蚕業」を知っていただくとともに、数千年にもわたる「人間」と「お蚕さん」の関わりについても興味をもって頂く機会となれば幸いです。
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