名称:「走泥社再考 前衛陶芸が生まれた時代」岐阜県美術館
会期:2023年12月19日(火)~2024年2月18日(日)
会場:岐阜県美術館
時間:10:00~18:00 (最終入場時間 17:30)
夜間開館:2024年1月19日(金)、2月16日(金)は20:00まで
休館日:月曜日 祝日の場合は翌平日
観覧料:一般 1,000円(900円)
大学生 800円(700円)
高校生以下 無料
※( )内は20名以上の団体料金
※身体障害者手帳、療育手帳、精神障害者保健福祉手帳、特定医療費(指定難病)受給者証の交付を受けている方およびその付き添いの方(1名まで)は無料
主催:岐阜県美術館、中日新聞社
特別協力:国立工芸館
企画協力:京都新聞
住所:〒500-8368岐阜県岐阜市宇佐4-1-22
TEL:058-271-1313
URL:岐阜県美術館
1948年に八木一夫、叶哲夫、山田光、松井美介、鈴木治の5人で結成された走泥社は、その後、会員の入れ替わりを経ながら50年間にわたり、日本の陶芸界を牽引してきました。走泥社は宣言文に「我々の結合体は、“夢みる温床”ではなく、まさに白日の下の生活それ自体なのだ」と記したように、戦後という時代を真摯に見つめることで、土による新たな造形を模索するところからスタートしました。走泥社という団体の功績について一言で述べるとすれば、いわゆる「オブジェ焼」を世間に認知させたということになります。
本展は走泥社の活動に焦点を当て、その意義や意味を再検証するものですが、50年という走泥社の活動期間全体を見渡した時、日本陶芸史におけるその革新性は特に前半期に認められます。1960年代半ば以降、例えば1964年の現代国際陶芸展を皮切りに海外の動向が日本でも紹介されるようになり、走泥社が時代の中で有していた「前衛性」は次第に相対化されていくからです。
そこで本展では、走泥社結成25周年となる1973年までを主な対象とし、走泥社と同時期に前衛陶芸運動を展開した四耕会など彼らに影響を与えた走泥社以外の作家等も加え、前衛陶芸が生まれた時代を振り返ります。
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