奥村拓郎 + 藤原京子 「cosmos × the edge」EARTH + GALLERY

奥村拓郎 + 藤原京子 「cosmos × the edge」EARTH + GALLERY

名称:奥村拓郎 + 藤原京子 「cosmos × the edge」EARTH + GALLERY
会期:2023年11月11日(土)〜2023年11月26日(日)
会場:EARTH + GALLERY
開館時間:12:00 〜 18:00
休館日:月曜日、火曜日、水曜日
備考:ヒルトン東京(新宿)では、11月1日~12月27日開催予定。
オープニングパーティー:2023年11月10日(金) 18:00 から 21:00 まで
入場料:無料
住所:〒135-0042 東京都江東区木場3-18-17
TEL:080-5658-2738
URL:EARTH + GALLERY

木彫作家の奥村拓郎と鉄・ガラス彫刻作家である藤原京子の二人展をEARTH+GALLERYとヒルトン東京(西新宿)にて同時開催いたします。
奥村は木を、藤原は鉄・ガラスを用いて、線やストロークといった直線的な部材による立体作品を生み出します。
自分の思い通りにならない素材に惹かれ、制作の途中で自然物と自分の意識が重なる瞬間の興味がそれぞれの作品を鮮やかなものにしています。
奥村拓郎の作品の持つ艶やかな黒さは、鉛筆の黒鉛(グラファイト)や銀粉によるもので、幾重にも塗り重ねれることで深く光ります。また木目を生かした立体作品では、視覚的面白さと共に木の持つ柔らかさ・偶然性や作家による表現の力強さが同居します。
藤原京子の作品は、何層も重ねたり割れることで生まれるガラスの光や研磨によって光を帯びる鉄から「破壊と創造」の両義性を見出します。それは儚い素材である鉄とガラスが藤原の手によって堅牢で強い存在感を放ちます。
二人の作品には、幾何学的なミニマリズムが通底し、各素材の持つ強固さや脆さが見え隠れし、見えている形の姿とは別に、意識に入り込んでくる刺激があります。EARTH+GALLERYの天井高のホワイトキューブの空間に広がるモノトーンから生まれる光と影の静謐な美しさを讃えるふたりの作品を、ぜひご高覧いただけますと幸いです。

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