「米田和 米田文 陶展-野のかたち 夢のかたち-」セイコーハウス銀座ホール

「黒描鳥遊葱図鉢」φ43×h14cm

名称:「米田和 米田文 陶展-野のかたち 夢のかたち-」セイコーハウス銀座ホール
会期:2023年11月30日(木) 〜 2023年12月10日(日)
開館時間:10:30~19:00(最終日は17:00まで)
会場:セイコーハウス銀座 6階 セイコーハウス銀座ホール
住所:〒104-8105 中央区銀座4丁目5-11
TEL:(03)3562-2111(代表)
URL:セイコーハウス銀座ホール

「黒描鳥と花図壺」φ24.5×h23cm
「黒描鳥と花図壺」φ24.5×h23cm

石川県在住の陶芸家 米田和さんと米田文さん母娘による、和光では2回目の二人展を開催いたします。
日本工芸会正会員である母・和さんは主に 轆轤ロクロ による器胎に自然の草花や鳥のモチーフを黒描で表現しています。今展には大作の壺や鉢に加え、日常を心ときめくひとときに変えるマイカップや、持ち運びができる茶籠も展覧いたします。
娘の文さんは緻密でユーモラスな小さいオブジェを、色彩豊かに手びねりで創作しています。今回は、夢や秘密、空想の世界が詰め込まれた、万華鏡や小箱、器や段飾りが出品されます。
「今までいろいろやりたいことはその時にやってきたので満足しています。陶芸だけはやりたいことが次々と出てきて、楽しい気持ちもずっと変わらず続いています。」と和さんはおっしゃいます。また文さんは「母は大きな自然のような人で、まるで大地のように全てをしっかり受け止めてくれるので、その上でふわふわと空想の世界を広げていけます。」と二人展についておっしゃっていました。
「いつもはそれぞれに制作しているので、お互いの作品について話せる二人展は新鮮で特別な時間です。」「同じ陶芸であっても、視点の違いを楽しんでいただけたら。」
全く違う作風でありながら、どこか繋がりのある作品が融合する空間を、ぜひこの機会にご体感ください。

(時計回りに)
「森と鳥」φ8×2.5cm
「花と鳥」w4.9×d4.9×h5cm
「大木のある家」w3.5×d3.8×h4.5cm
(時計回りに) 「森と鳥」φ8×2.5cm 「花と鳥」w4.9×d4.9×h5cm 「大木のある家」w3.5×d3.8×h4.5cm
「扇五彩小皿」w3〜8.5×d4.5〜5.3×h2.2cm
「扇五彩小皿」w3〜8.5×d4.5〜5.3×h2.2cm
「黒描鳥遊葱図鉢」φ43×h14cm
「黒描鳥遊葱図鉢」φ43×h14cm

米田 和(Kazu Yoneda)
1949年岡山県に生まれる
1991年日本伝統工芸展 初入選(以降30回入選)
1996年石川の伝統工芸展 石川県知事賞受賞
2009年日本工芸会陶芸部会展 日本工芸会賞受賞
2011年日本陶芸展、国際陶磁器展美濃入選
2014年日本伝統工芸展 朝日新聞社賞受賞
国際陶磁器展美濃 審査員特別賞受賞
2015年菊池ビエンナーレ入選(以降17・19・21年入選)
ニコライ・バークマン「伝統花伝」作品提供
2018年緑ヶ丘美術館「米田和」展
2021年陶美展 十四代柿右衛門記念賞受賞
2022年「未来へつなぐ陶芸/伝統工芸の力」展 出品
2023年岡山県立美術館「陶芸 米田和」展
現在日本工芸会正会員
米田 文(Bun Yoneda)
1975年石川県に生まれる
1998年東京藝術大学美術学部芸術学科卒業
九谷焼技術研修所に入所し陶芸の道に入る
2002年金沢卯辰山工芸工房修了
現在石川県金沢市で制作
主に、各地のギャラリー・百貨店にて、個展を中心に作家活動を展開

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