名称:「~MODERN REALISM~「ロバート・ハインデル展」日本デビュー30周年」名古屋栄三越
会期:2023年12月13日(水) ~ 2023年12月19日(火)
場所:7階 美術サロン ※最終日午後4時終了
住所:〒460-8669 名古屋市中区栄3-5-1
TEL: 052-252-1111
URL: 名古屋栄三越
~MODERN REALISM~「ロバート・ハインデル展」日本デビュー30周年
ロバート・ハインデルの日本での最初の展覧会は、
1993年に行われた「英国ロイヤルバレエ団来日記念 ロバート・ ハインデル展」でした。
以来30年にわたり、公立美術館や、美術画廊で展覧会を開催してきました。
本展のサブタイトル「モダンリアリズム」の「モダン」とは、
現代という意味もありますが、カッコいい、おしゃれ、センスが良いという意味もあります。
ハインデルがキャンバスに切り取った、スピード感、躍動感、感情の機微、
それらをより感じさせる画面構成、色彩はモダンそのものです。
本展では、初期から晩年のバレエ作品を含め原画、版画約30点を展示いたします。
ハインデルが一貫して描いてきたダンサーの心の揺らぎ、躍動の一瞬、そして崇高な精神性に触れていただける展覧会です。
Robert Heindel ロバート・ハインデル
1938年~2005年。
アメリカの画家。
1968年29歳でタイムの表紙を飾って以来、米国の基幹企業の広告、及び一流雑誌に作品を提供し、
アメリカを代表するアーティストとして活躍。
1979年、イラストレーターとしては最高の栄誉であるハミルトン・キング賞の受賞を機にファイン・アーティストに転身。
1980年代以降バレエを描く画家として、欧米の一流バレエ団から公演前のリハーサルに招かれて取材を行い、
米国、英国、オランダ、日本で作品を発表、権威ある美術専門誌「ギャラリー・インターナショナル」で現代のドガと評される。
著名なコレクターの中には故ダイアナ妃、モナコのキャロライン王女のほか、生前、高円宮殿下が愛された画家としても有名である。映画俳優のクリント・イーストウッド、監督のジョージ・ルーカス、
また「キャッツ」「オペラ座の怪人」などのミュージカルで世界的に知られる作曲家アンドリュー・ロイド・ウェーバー卿など
世界のセレブリティから敬愛されている。
1985年に英国ロイヤル・フェスティバルホールで開催された展覧会では、
故ダイアナ元妃、故マーガレット王女が賓客として臨席し、延べ30万人が来場、6週間のロングランで行われた。
以降、米国、英国、オランダ、そして日本で定期的な個展を開催している。
日本では1992年のデビューを皮切りに2年毎に新聞、テレビ各社が主催する文化催事として有料の展覧会が開催されている。
その間、テレビ朝日「ニュース・ステーション」にて天才画家として紹介され、
また2003年に公的美術館として初めて酒田市立美術館(山形県)での展覧会が開催された。
2005年7月、アメリカ、コネチカット州の自宅で肺気腫のため逝去。
享年66歳。
2006年、NHK「迷宮美術館~絵画は踊る」、
2009年にはテレビ東京「美の巨人たち」にて紹介される。
2011年 長崎県美術館、
2015年 そごう美術館(横浜)にて約100点の原画で構成する展覧会を開催。
7月にはNHK「日曜美術館」アートシーンスペシャルで紹介された。
2016年テレビ東京「美の巨人たち」にて再び紹介され、ミュージカル「キャッツ」を描いた作品が取り上げられ話題となる。
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