「Profound」 2000年 リトグラフに手彩色 ed.16/38 53×72cm

名称:「篠田 桃紅 特集」 伊勢丹新宿店
会期:2023年12月27日(水) ~ 2024年1月9日(火) [最終日午後6時終了]
場所:本館6階 アートエディション
住所:〒160-0022 東京都新宿区新宿3-14-1
TEL: 03-3352-1111
URL: 伊勢丹新宿店

「墨象」という墨による表現の新たなる可能性を切り拓き、
世界のアートシーンに影響を与え続けた孤高の美術家、篠田桃紅(2021年107歳で逝去)
桃紅は1960年にフィラデルフィアから来日した刷り師、アーサー・フローリーの勧めでリトグラフの制作を始めました。
1963年以降、木村希八(1934-2014年)に版画の刷りを委ね、半世紀にわたり千種類以上の版画を制作しました。
本展では版画作品を中心にご紹介いたします。
■篠田 桃紅 Toko Shinoda
1913 年、中国・大連に生まれる。
5 歳の時、父の手ほどきで初めて墨と筆に触れ、以後独学で書を極める。
第二次世界大戦後、文字を解体し墨で抽象を描き始める。
1956 年渡米しニューヨーク、ボ ストン、シカゴ、パリ他で個展を開催。
1958 年の帰国後は、壁画や壁書、レリーフといった建築に関わる仕事や、東京・芝にある増上寺大本堂の襖絵などの大作を手掛ける一方で、リトグラフや装丁、題 字、随筆など、活動は多岐にわたる。
2005 年、ニューズウィーク(日本版)の「世界が尊敬する日本 人 100 人」に選ばれるなど、晩年まで精力的な活動を続けた。
2021 年 3 月 1 日、107 歳で逝去。
【主要コレクション】
メトロポリタン美術館、ボストン美術館、グッゲンハイム美術館、大英博物館、東京国立近代美術館、岐阜県美術館、
関市立篠田桃紅美術空間(岐阜県)、コンラッド東京・ザ・キャピトルホテル東急(東京都)、京都迎賓館、増上寺 など

関連記事

コメント

  • トラックバックは利用できません。

  • コメント (0)

  1. この記事へのコメントはありません。

ピックアップ記事

  1. 「昆虫画家 稲田務の世界」本間美術館
  2. 「古代エジプト美術館展」福井県立美術館
  3. 現代陶芸の「すがた」と「はだ」佐野市立吉澤記念美術館
ページ上部へ戻る