名称:「木田金次郎 大作の魅力・小品の魅力」木田金次郎美術館
会期:2023年11月10日 – 2024年6月30日
会場:木田金次郎美術館
開館時間:午前10時から午後6時まで
観覧料:一般 600円(500円)
高校生以下無料
( )は団体料金
休館日:月曜日(但し、祝日にあたる場合はその翌日)
住所:〒045-0003 岩内郡岩内町万代51-3
TEL:0135-63-2221・FAX:0135-63-2288
URL:木田金次郎美術館
木田金次郎(1893-1962)は故郷である岩内を中心に、数多くの作品を描きました。正確な点数はわかりませんが、61歳のときに罹災した「岩内大火」(1954/昭和29年9月26日)では1500点~1600点もの作品を焼失したといわれているので、その後再起を果たして描いた作品を含めると、生涯に描いた作品は数千点にのぼります。
当館に所蔵されている木田作品は、大きいもので40号、小さなものでは0号というカンヴァスのサイズです。40号という大きさは、他の画家から見ると、決して大きなサイズではありませんが、岩内周辺の自然と向き合って描いた作品からは、その場の風や潮の香りまで感じさせるような迫力が、観る者に伝わってきます。この、自然と真剣に対峙する姿勢とその作風が、多くの人を惹きつけ、北海道を代表する画家のひとりとしての位置づけを、確固なものとしています。
今回の展覧会では、木田の作品の大きさに注目し、30号・40号といった「大作」と、10号以下の「小品」、それぞれの魅力の探究を試みます。
様々な大きさの作品を通して、木田作品を再発見する機会になれば幸いです。
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