「民藝 MINGEI―美は暮らしのなかにある」世田谷美術館

名称:「民藝 MINGEI―美は暮らしのなかにある」世田谷美術館
会期:2024年4月24日(水)〜6月30日(日) 
会場:世田谷美術館
観覧料金:当日一般1700円ほか
休館日:月曜日(4月29日、5月6日は開館)、5月7日(火)
主催:世田谷美術館(公益財団法人せたがや文化財団)、朝日新聞社、東映
後援:世田谷区、世田谷区教育委員会、J-WAVE
協賛:TOPPAN
特別協力:日本民藝館
協力:静岡市立芹沢銈介美術館、カトーレック
住所:〒157-0075東京都世田谷区砧公園1-2
TEL:03-3415-6011
URL:世田谷美術館

スリップウェア鶏文鉢 イギリス 18 世紀後半 日本民藝館蔵 Photo: Yuki Ogawa
スリップウェア鶏文鉢 イギリス 18 世紀後半 日本民藝館蔵 Photo: Yuki Ogawa

約100年前に思想家・柳宗悦が説いた民衆的工藝、「民藝」。日々の生活のなかにある美を慈しみ、素材や作り手に思いを寄せる、この「民藝」のコンセプトはいま改めて必要とされ、私たちの暮らしに身近なものとなりつつあります。
本展では、民藝について「衣・食・住」をテーマにひも解き、暮らしで用いられてきた美しい民藝の品々約150件を展示します。また、いまに続く民藝の産地を訪ね、そこで働く作り手と、受け継がれている手仕事も紹介します。
さらには、2022年夏までセレクトショップBEAMSのディレクターとして長く活躍し、現在の民藝ブームに大きな役割を果たしてきたテリー・エリス/北村恵子(MOGI Folk Artディレクター)による、現代のライフスタイルと民藝を融合したインスタレーションも見どころのひとつとなるでしょう。
柳が説いた生活のなかの美、民藝とは何か─そのひろがりと今、そしてこれからを展望する展覧会です。

(上から)竹行李 陸中鳥越(岩手) 1930年代/刺子足袋 羽前庄内(山形) 1940年頃
いずれも日本民藝館蔵 Photo: Yuki Ogawa
(上から)竹行李 陸中鳥越(岩手) 1930年代/刺子足袋 羽前庄内(山形) 1940年頃 いずれも日本民藝館蔵 Photo: Yuki Ogawa
(上から)緑黒釉掛分皿 因幡牛ノ戸(鳥取) 1931年頃/流描皿 河井寬次郎 京都 1927-28年頃/藍鉄絵紅茶器 濱田庄司 栃木 1935年頃/食器棚 イギリス 19世紀 いずれも日本民藝館蔵 Photo: Yuki Ogawa
(上から)緑黒釉掛分皿 因幡牛ノ戸(鳥取) 1931年頃/流描皿 河井寬次郎 京都 1927-28年頃/藍鉄絵紅茶器 濱田庄司 栃木 1935年頃/食器棚 イギリス 19世紀 いずれも日本民藝館蔵 Photo: Yuki Ogawa
(左から)角酒瓶 小谷眞三 倉敷(岡山) 1979 年/酒瓶 小谷眞三 倉敷(岡山) 1985 年頃/
栓付瓶 メキシコ 20 世紀中頃 いずれも日本民藝館蔵 Photo: Yuki Ogawa
(左から)角酒瓶 小谷眞三 倉敷(岡山) 1979 年/酒瓶 小谷眞三 倉敷(岡山) 1985 年頃/ 栓付瓶 メキシコ 20 世紀中頃 いずれも日本民藝館蔵 Photo: Yuki Ogawa
日本民藝館「生活展」会場写真 1941年
日本民藝館「生活展」会場写真 1941年
チャイルズ・スクロールバック・アームチェア イギリス 19 世紀 日本民藝館蔵
チャイルズ・スクロールバック・アームチェア イギリス 19 世紀 日本民藝館蔵
(上から)流描指輪(2点) 河井寬次郎(細工:増田三男) 京都 1930-40年代/赤漆彫卍文帯留(右) 黒田辰秋 京都 1930年頃/銀象嵌赤漆花字帯留(左) 青田七良 京都 1930年頃/色絵五弁花模様帯留 富本憲吉(細工:増田三男) 東京 1931年/染付更紗模様帯留 富本憲吉(細工:増田三男) 東京 1931年
いずれも個人蔵 Photo: Yuki Ogawa
(上から)流描指輪(2点) 河井寬次郎(細工:増田三男) 京都 1930-40年代/赤漆彫卍文帯留(右) 黒田辰秋 京都 1930年頃/銀象嵌赤漆花字帯留(左) 青田七良 京都 1930年頃/色絵五弁花模様帯留 富本憲吉(細工:増田三男) 東京 1931年/染付更紗模様帯留 富本憲吉(細工:増田三男) 東京 1931年 いずれも個人蔵 Photo: Yuki Ogawa
波に鶴文夜着 江戸~明治時代 19世紀 静岡市立芹沢銈介美術館蔵(出品予定)
波に鶴文夜着 江戸~明治時代 19世紀 静岡市立芹沢銈介美術館蔵(出品予定)
厚司(アットゥシ) アイヌ(北海道) 19 世紀 静岡市立芹沢銈介美術館蔵(出品予定)
厚司(アットゥシ) アイヌ(北海道) 19 世紀 静岡市立芹沢銈介美術館蔵(出品予定)
屋号入革羽織 江戸時代 19 世紀 静岡市立芹沢銈介美術館蔵(出品予定)
屋号入革羽織 江戸時代 19 世紀 静岡市立芹沢銈介美術館蔵(出品予定)
流水に桜河骨文紅型着物 沖縄 19-20 世紀前半 静岡市立芹沢銈介美術館蔵(出品予定)
流水に桜河骨文紅型着物 沖縄 19-20 世紀前半 静岡市立芹沢銈介美術館蔵(出品予定)
スリップウェア角皿 イギリス 18 世紀後半-19 世紀後半 日本民藝館蔵 Photo: Yuki Ogawa
スリップウェア角皿 イギリス 18 世紀後半-19 世紀後半 日本民藝館蔵 Photo: Yuki Ogawa
網袋(鶏卵入れ) 朝鮮半島 20 世紀初頭 日本民藝館蔵
網袋(鶏卵入れ) 朝鮮半島 20 世紀初頭 日本民藝館蔵
(手前)塗分盆 江戸時代 18 世紀/(盆上左から)染付羊歯文湯呑、染付蝙蝠文湯呑、染付雨降文猪口 肥前有田(佐賀) 江戸時代 18-19 世紀 いずれも日本民藝館蔵 Photo: Yuki Ogawa
(手前)塗分盆 江戸時代 18 世紀/(盆上左から)染付羊歯文湯呑、染付蝙蝠文湯呑、染付雨降文猪口 肥前有田(佐賀) 江戸時代 18-19 世紀 いずれも日本民藝館蔵 Photo: Yuki Ogawa
双魚文上着裂(モラ) サンブラス島(パナマ) 20 世紀後半 静岡市立芹沢銈介美術館蔵(出品予定)
双魚文上着裂(モラ) サンブラス島(パナマ) 20 世紀後半 静岡市立芹沢銈介美術館蔵(出品予定)
小鹿田焼(大分、現代作:坂本工窯、坂本浩二窯) Photo: Yuki Ogawa
小鹿田焼(大分、現代作:坂本工窯、坂本浩二窯) Photo: Yuki Ogawa
八尾和紙(富山、製作風景:桂樹舎) Photo: Yuki Ogawa
八尾和紙(富山、製作風景:桂樹舎) Photo: Yuki Ogawa
MOGI Folk Art ディレクターのテリー・エリスと北村恵子 Photo: Yuki Ogawa
MOGI Folk Art ディレクターのテリー・エリスと北村恵子 Photo: Yuki Ogawa
柳宗悦 1936 年撮影 © 朝日新聞社
柳宗悦 1936 年撮影 © 朝日新聞社

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