新春展「炭道具―美味しい一碗を―」茶道資料館

新春展「炭道具―美味しい一碗を―」茶道資料館

名称:新春展「炭道具―美味しい一碗を―」茶道資料館
会期:2024年1月7日(日)~ 3月31日(日)
  【前期】1月7日(日)~2月18日(日)
  【後期】2月21日(水)~3月31日(日)
開館時間:午前 9 時 30 分~午後 4 時 30 分(入館は午後 4 時まで)
休館日:月曜日(但し、1月8日・2月12日は開館)
   第1・3火曜日、2月13日
入館料:一般700円、大学生400円、中高生300円
   小学生以下ならびにメンバーシップ校の方は無料
呈茶:一般1000円、メンバーシップ校の方800円(要別途入館料)
   平日と土・祝日、1月7日、3月31日に開催
   (但し、3月6・27・28日は行事のため呈茶席の開催はありません)
住所:〒602-0073 京都市上京区堀川通寺之内上る寺之内竪町682番地 裏千家センター内
TEL:075-431-3434
URL:茶道資料館

新春展「炭道具―美味しい一碗を―」茶道資料館
新春展「炭道具―美味しい一碗を―」茶道資料館

 風炉や炉に炭をつぎ、火相と湯相を整える炭手前。それに必要な道具一式を「炭道具」といいます。炭道具には炭斗、羽箒、鐶、火箸、香合、釜敷、灰器、灰匙などがあり、風炉と炉の違いや茶事の趣向などに応じて、茶人はさまざまに取り合わせを愉しんできました。利休七則には「炭は湯の沸くように」とあるように、その教えは客をもてなす心得の一つとして、今もなお大切に受け継がれています。
 本来、釜に湯を沸かすための一連の行為は裏方の準備作業であり、客が拝見するものではありませんでした。しかし、亭主が茶室に炭道具を持ち出し、客前で炭をつぐようになったことで、それまで人目に触れることがなかった炭道具にも注目が集まるようになります。そして、茶の湯の発展とともに意匠を凝らした様々な炭道具が見出されました。
 本展では、風炉と炉の炭道具の違いや季節の取り合わせ、裏千家歴代宗匠の好み物などを中心に紹介します。あわせて、茶の湯と炭の歴史にも触れながら、関連する茶道具や茶の湯のための特別な炭「道具炭」に関する資料もご覧いただきます。この機会に、炭道具の奥深い世界をご堪能ください。

関連記事

コメント

  • トラックバックは利用できません。

  • コメント (0)

  1. この記事へのコメントはありません。

ピックアップ記事

  1. 「動き出す浮世絵展 TOKYO」寺田倉庫G1
  2. 特別展「答志島~古代から続く海民たちの島」鳥羽市立海の博物館
  3. 「うつす美 ─ 江戸時代の絵画学習」京都府京都文化博物館
ページ上部へ戻る