「回復する」丸亀市猪熊弦一郎現代美術館

名称:「回復する」丸亀市猪熊弦一郎現代美術館
会期:2023年12月23日(土)~2024年3月10日(日)
会場:丸亀市猪熊弦一郎現代美術館
展示室:3階展示室C
時間:10:00~18:00 (最終入場時間 17:30)
休館日:月曜日、2023年12月26日(火)-31日(日)、
    2024年1月4日(木)、1月9日(火)、2月13日(火)
    ※ただし1月1日、1月8日、2月12日は開館
観覧料:一般 950円(760円)
   大学生 650円(520円)
   高校生以下または18歳未満・丸亀市在住の65歳以上・各種障害者手帳をお持ちの方とその介護者1名は無料
   ※同時開催常設展「猪熊弦一郎展 好奇心と素直さ」観覧料を含む
   ※( )内は前売り及び20名以上の団体料金
住所:〒763-0022香川県丸亀市浜町80-1
TEL:0877-24-7755
URL:丸亀市猪熊弦一郎現代美術館

米田知子《黒い鳩・平和記念日・広島》2011年 東京都写真美術館蔵
©Tomoko YONEDA Courtesy of ShugoArts
米田知子《黒い鳩・平和記念日・広島》2011年 東京都写真美術館蔵 ©Tomoko YONEDA Courtesy of ShugoArts

新型コロナウイルス感染症の始まりから約3年、私たちは不安を抱えた長い日々が終わることを待ち望みながら、今日、明日、またその次の日と一歩ずつたゆみなく歩みを進めてきました。以前と変わらないような日々を得た人もいれば、まだその渦中にある人と、一様に復調したとは言えないなか、新たな争いや災害は起こり、平穏な日々を得ることの難しさに直面しています。しかしこれまでを振り返ってみたとき、誰もが小さな凸凹を乗り越えた経験をもち、大きな出来事に遭遇したとしても、それぞれの傷を内包しながら時を重ね進んできた希望をみることができます。
以前と同じに戻ることができないような経験をし、異なる時間に身を置くことになった後、それでも日々を続けるために取り得る態度にはどういったものがあるでしょうか。社会や自己のあり方の問い直し、他者との関わり、時間の経過など、地道な手段は私たちの推進力になり得ます。
本展ではそうした力に目を向け、希望を宿した作品を通して、弱った心身を受容しながら生きる術を考える契機となることを試みます。

米田知子《馬・避難した村・飯舘村・福島》2011年 東京都写真美術館蔵
©Tomoko YONEDA Courtesy of ShugoArts
米田知子《馬・避難した村・飯舘村・福島》2011年 東京都写真美術館蔵 ©Tomoko YONEDA Courtesy of ShugoArts
小金沢健人「正方形並行生成」2023年より《ddds-20(diptych)》 Ueshima Collection 蔵
小金沢健人「正方形並行生成」2023年より《ddds-20(diptych)》 Ueshima Collection 蔵
小金沢健人「Double Sisters」2022年より
小金沢健人「Double Sisters」2022年より
畠山直哉《2019年10月6日 岩手県陸前高田市》2019年
©Naoya Hatakeyama Courtesy of Taka Ishii Gallery
畠山直哉《2019年10月6日 岩手県陸前高田市》2019年 ©Naoya Hatakeyama Courtesy of Taka Ishii Gallery
兼子裕代《Mirrors of Happiness》2023年 作家蔵
©Hiroyo Kaneko
兼子裕代《Mirrors of Happiness》2023年 作家蔵 ©Hiroyo Kaneko
兼子裕代《Mirrors of Happiness》2023年 作家蔵
©Hiroyo Kaneko
兼子裕代《Mirrors of Happiness》2023年 作家蔵 ©Hiroyo Kaneko
猪熊弦一郎《顔7》1988年 丸亀市猪熊弦一郎現代美術館蔵
©公益財団法人ミモカ美術振興財団
猪熊弦一郎《顔7》1988年 丸亀市猪熊弦一郎現代美術館蔵 ©公益財団法人ミモカ美術振興財団
猪熊弦一郎《顔20》1989年 丸亀市猪熊弦一郎現代美術館蔵
©公益財団法人ミモカ美術振興財団
猪熊弦一郎《顔20》1989年 丸亀市猪熊弦一郎現代美術館蔵 ©公益財団法人ミモカ美術振興財団
大岩オスカール《虹》2003年 高松市美術館蔵
大岩オスカール《虹》2003年 高松市美術館蔵

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