「奇想の輸出陶磁器 隅田焼の世界 ―SUMIDA WORLD―」横山美術館

「奇想の輸出陶磁器 隅田焼の世界 ―SUMIDA WORLD―」横山美術館

名称:「奇想の輸出陶磁器 隅田焼の世界 ―SUMIDA WORLD―」横山美術館
会期:2024年2月9日(金)〜5月12日(日)
会場:横山美術館
開館時間:午前10時~午後5時(最終入館時間 午後4時30分)
料金:一般 1,000円
   高・大学生 65歳以上 800円
   中学生 600円
   小学生以下 無料
   障がい者手帳をお持ちの方 700円
休館日:毎週月曜日(祝・休日の場合開館、翌平日休館)
住所:〒4610004 愛知県名古屋市東区葵一丁目1番21号
TEL:052-931-0006
URL:横山美術館

「奇想の輸出陶磁器 隅田焼の世界 ―SUMIDA WORLD―」横山美術館
「奇想の輸出陶磁器 隅田焼の世界 ―SUMIDA WORLD―」横山美術館
石黒香々《高浮彫鯛蟹海老貝花瓶》 明治時代前期~中期
石黒香々《高浮彫鯛蟹海老貝花瓶》 明治時代前期~中期

隅田焼は、江戸情緒を感じさせる愛すべき町人や子ども、仏教や猿などのエキゾチックなモチーフを立体的に造形し、器面に貼り付けた炻器質のやきもの(ストーンウェア)を中心として、盛んに海外へ輸出されました。幕末、瀬戸の初代井上良齋が江戸へ行って製陶を始め、明治8年(1875)には隅田川西岸の橋場町で、二代良齋が瀬戸伝統の登り窯を築きます。瀬戸から蛙目粘土を運んでつくる素地へ自在に操る釉薬で彩色しながら、赤や黒の塗料で仕上げる独特の作風。石黒香々や原娪山らの職人もいましたが、詳しいことは判っていません。二代良齋は明治33年(1900)にパリ万国博覧会で金牌を受賞し、現地で轆轤の妙技も披露して間もなく逝去。帝室技芸員任命を夢見た人々は、彼の死を惜しんだといいます。 瀬戸伝統の技をもとに新時代の首都で開花した、奇想のスミダ・ワールドへお招きします。

関連記事

コメント

  • トラックバックは利用できません。

  • コメント (0)

  1. この記事へのコメントはありません。

ページ上部へ戻る