第97回企画展「大和と古画模写」大垣市守屋多々志美術館

第97回企画展「大和と古画模写」大垣市守屋多々志美術館

名称: 第97回企画展「大和と古画模写」大垣市守屋多々志美術館
会期:2024年1月11日(木)~3月10日(日)
開館時間:9時~17時(入館は16時30分まで)
休館日:毎週火曜日、2月14日(水)・26日(月)
住所:〒503-0887岐阜県大垣市郭町2-12
TEL:0584-81-0801
URL:大垣市守屋多々志美術館

第97回企画展「大和と古画模写」大垣市守屋多々志美術館
第97回企画展「大和と古画模写」大垣市守屋多々志美術館

守屋多々志は、緻密で確かな歴史考証、独創的な画題と巧みな構成で「歴史画の第一人者」として活躍しましたが、「日本のふるさと」古都奈良を中心に大和の地には、東京美術学校の学生時代から晩年にいたるまで、幾度となく訪れ、多くの作品を残しています。
一方、昭和42(1967)年から43(1968)年に実施された法隆寺金堂壁画の再現模写事業では第10号壁「薬師浄土」を、同47(1972)年から49(1974)年の高松塚古墳壁画の模写事業においては東壁女性群像を手がけ、両事業の完成に多大な貢献をしました。後に、日本画家としての長年にわたる尽力とこれら古画再現の功績により文化勲章を受章しています。
また、守屋は昭和29(1954)年から31(1956)年の間、イタリアに留学しています。留学中には多くのスケッチを残しているほか、さまざまな絵画の模写を多数手がけ、その中でフレスコ画と日本画の共通点を見出し、帰国後その影響を受けた作品を描くとともに、法隆寺金堂壁画模写や高松塚古墳壁画模写においてもその成果が大いに役立ったとしています。
本展では、大和の地を描いた風景画や古代の浪漫を描いた歴史画及び奈良スケッチを中心に、イタリア留学の際に描いた古画の模写なども合わせて展示します。

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