「令和5年度第4期 谷内六郎〈週刊新潮 表紙絵〉展 ずっとともだち」横須賀美術館
名称:「令和5年度第4期 谷内六郎〈週刊新潮 表紙絵〉展 ずっとともだち」横須賀美術館
会期:2024年1月6日(土)~3月31日(日)
開館時間:10:00~18:00
※2月18日(日)は無料観覧日です。(市制記念日2/15に直近の日曜日)
休館日:1月9日(火)※8日(月)は祝日のため開館、2月5日(月)、3月4日(月)
観覧料(税込):
一般380円(300円)、高校生・大学生・65歳以上280円(220円)、中学生以下無料
*所蔵品展も観覧できます。
*( )内は20名以上の団体料金
*高校生(市内在住または在学に限る)は無料
*身体障害者手帳・療育手帳・精神障害者保健福祉手帳をお持ちの方と 付添1名様は無料
主催: 横須賀美術館
住所:〒239-0813神奈川県横須賀市鴨居4-1
TEL:046-845-1211
URL:横須賀美術館
谷内六郎は、1956(昭和31)年に『週刊新潮』が創刊されたときから、1981(昭和56)年に本人が世を去るまでの四半世紀にわたり、約1300点にのぼる表紙絵を描きました。当館では1年に4回作品を入れ替え、さまざまな切り口から、谷内六郎の表紙絵の世界をご紹介しています。
今回の展示では、谷内六郎の作品に描かれた子どもたちの友情に注目しました。谷内六郎の作品には、ほとんどの場合、子どもたちが登場します。谷内自身の家族構成を反映した、姉弟の組み合わせが典型的ですが、家族以外の友だち関係を描いたものもたくさんあります。 彼らは、地域や学校での年中行事を通じてばかりでなく、毎日の放課後に寄り集まって行うさまざまな遊び、また、遊びともいえない、名づけようもない時間をともに過ごしながら、互いを知り、友情をはぐくんでいるようです。その中で気の合う者どうしは、やがて親友となるでしょう。しかし、そんなかけがえのない友だちも、やがて時が来れば離れ離れとなり、それぞれの道を歩んでゆきます。友だちと別れる淋しさもまた、谷内作品を特徴づける魅力的なテーマのひとつといえるでしょう。 子ども時代の友情を大人になっても続けられたら、素晴らしいことですが、実際にはなかなか難しいことではないでしょうか。谷内六郎の作品には、子ども時代にしか体験できないような、友だちと過ごす豊かな時間が描き留められています。
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