「畠山崇の写真1-文字の旅-」京都工芸繊維大学 美術工芸資料館
名称:「畠山崇の写真1-文字の旅-」京都工芸繊維大学 美術工芸資料館
会期:2024年1月6日(土)~2月9日(金)
会場:京都工芸繊維大学美術工芸資料館1階
休館日:日・祝日、1月27日(土)
開館時間:10:00~17:00(入館は16:30まで)
入館料:無料
主催:京都工芸繊維大学美術工芸資料館
住所:〒606-8585京都府京都市左京区松ヶ崎橋上町
TEL:075-724-7924
URL:京都工芸繊維大学 美術工芸資料館
京都を拠点に写真家として活動した畠山崇(1944-2022)の仕事を振り返る展覧会「畠山崇の写真1-文字の旅-」を開催します。畠山さんは半世紀以上にわたり、京都を中心とした美術工芸の世界の写真を撮り続けてきました。写真の良し悪しによって美術品の印象は大きく左右されます。私たちが抱く美術品のイメージは写真の影響も大きいと言えるでしょう。畠山さんは作品写真の撮影者として多くの作家や美術関係者から仕事を託されてきました。なかでも陶芸やファイバーアートの作品写真は数多く、現代関西工芸界の貴重な記録ともなっています。
京都工芸繊維大学美術工芸資料館は、このたび畠山崇さんご自身が所持しておられた写真(ポジフィルム、スライド、デジタルデータ等)と関連資料の遺贈を受けました。館ではこれから「畠山崇写真アーカイブ」として写真の調査研究ならびに適切な運用のための管理を行なっていきます。
「畠山崇写真アーカイブ」のお披露目第一弾となる本展では、畠山さんが訪れたアメリカ、韓国、中国、南米諸国、メキシコで撮影した写真を紹介します。作品写真や展示記録写真だけでなく、雑誌や広報物などのヴィジュアルイメージの制作にも写真家として多く関わってきました。これらの旅のきっかけは、モリサワが発行するカレンダーのヴィジュアルイメージ撮影でした。文字を扱う企業であるモリサワのために、世界各地の特徴的な文字を撮影することを目的としたものです。カレンダーに使用されたカットはそれぞれ十数点に過ぎませんが、それ以外にも写真家畠山崇の眼を感じさせる数多くのカットが残されています。今回はカレンダーに掲載されなかったカットも合わせてご覧いただくことで、旅先での畠山さんの眼差しに触れてみたいと思います。
なお、展示写真は35mmスライドフィルムのデジタルスキャンによるもので、カレンダー掲載写真とはトリミングや色味が異なることがあります。
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