「庄内の美術家たち19 近代工芸の粋—漆芸と黒柿細工」鶴岡アートフォーラム
名称:「庄内の美術家たち19 近代工芸の粋—漆芸と黒柿細工」鶴岡アートフォーラム
会期:2024年2月3日(土)〜2024年3月3日(日)
会場:鶴岡アートフォーラム
休館日:月曜日
2月12日は開館
2月13日は休館
入場料:一般 200円、大学生・高校生 100円、中学生以下 無料
住所:〒997-0035 山形県鶴岡市馬場町13-3
TEL:0235-29-0260
URL:鶴岡アートフォーラム
郷土の芸術文化史をたどり、庄内にゆかりのある作家を紹介する展覧会「庄内の美術家たち」。シリーズ第19回となる今回は、明治から昭和にかけて活動した庄内の工芸家たちを紹介します。
庄内を代表する工芸には、竹塗や蒔絵などの漆芸と、黒柿細工がありました。
そのうち竹塗は荘内藩お抱えの阿部竹翁(あべちくおう)によってはじめられ、飯塚竹真(いいづかちくしん)[初代]や八幡玉清(やはたぎょくせい)、三浦孝太郎(みうらこうたろう)らに伝えられ、現在も続けられています。
蒔絵師としては、村上村靖(むらかみそんせい)や米村米村(よねむらべいそん)、その子米田(べいでん)らが早く、その後、田村青畝(たむらせいほ)や石川古堂(いしかわこどう)、本間舜華(ほんましゅんか)といった蒔絵師を輩出しました。
黒柿細工に関しては鈴木林治(すずきりんじ)[初代]によってその技術が培われ、その後二代目林治や中山秀邦(なかやまひでくに)、小松文吉(こまつぶんきち)・文一(ぶんいち)といった弟子たちに受け継がれました。
いずれも、現在ではその技術を継承する者は少なく、本展覧会では庄内で活動した彼らの作品を紹介する貴重な機会として、明治から昭和にかけて制作された竹塗や蒔絵などの漆芸と黒柿細工を約40点紹介します。
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