特別企画展「熊谷守一美術館39周年展 守一、旅を描く。」豊島区立熊谷守一美術館

特別企画展「熊谷守一美術館39周年展 守一、旅を描く。」豊島区立熊谷守一美術館

名称:特別企画展「熊谷守一美術館39周年展 守一、旅を描く。」豊島区立熊谷守一美術館
会期:2024年4月16日(火)~2024年6月30日(日)
   *会期前後に臨時休館あり 
   会期前:4月1日(月) ~ 4月15日(月)
   会期後:7月1日(月) ~ 7月22日(月) 
会場:豊島区立熊谷守一美術館
展示室:第一・第二・第三展示室
時間:10:30~17:30 (最終入場時間 17:00)
休館日:月曜日 
観覧料:一般 700円(15人以上団体630円)
    高・大学生 300円
    小・中学生 100円
    小学生未満 無料
    ※障害者等手帳提示の方は100円(介助の方1名無料) 
    ※豊島区在勤・在住の証明を提示の一般の方は、600円で観覧できます
住所:〒171-0044東京都豊島区千早2-27-6
TEL:03-3957-3779
URL:豊島区立熊谷守一美術館

「伊豆堂ヶ島」1939(昭和14)年 板・油彩 熊谷守一つけち記念館蔵
「伊豆堂ヶ島」1939(昭和14)年 板・油彩 熊谷守一つけち記念館蔵

熊谷守一はその晩年、自宅と庭からほとんど外出せずに作品を制作し、植物や虫など、ごく身近なモチーフを描いたことで知られています。しかし実は守一は、70歳を超える頃まで日本の様々な土地へ旅をし、各地で出会った風景を題材に作品を描いています。
東京美術学校在学時には夏休みを利用して徒歩でのスケッチ旅行に出かけ、卒業後には樺太調査団の絵描きとして樺太の風物の写生を仕事とした時期もありました。昭和初期、二科技塾で指導していた頃には、塾生とともに写生旅行に出かけることもしばしばあり、戦後もそういった仲間と共にスケッチの旅に出かけています。そして76歳の春、脳卒中の発作を起こし自宅に籠もるようになりましたが、その後もかつての旅先の風景を描いたスケッチや作品をもとに再制作を重ねています。
長い画業のなかで、熊谷守一作品の創作の源泉となり続けた旅先での風景。そんな熊谷守一と「旅」をめぐる作品を紹介します。
本展では、熊谷守一の故郷、岐阜県中津川市付知町の「熊谷守一つけち記念館」から油彩作品19点/関連資料1点の計20点を借り、守一と「旅」をテーマに、熊谷守一美術館所蔵・寄託作品とあわせて展示します。 
◆展示作品 計約100点
熊谷守一つけち記念館所蔵 熊谷守一作品20点(油彩19点、関連資料1点)、豊島区立 熊谷守一美術館所蔵作品 約80点

「海の図」 1958(昭和33)年 板・油彩 熊谷守一つけち記念館蔵
「海の図」 1958(昭和33)年 板・油彩 熊谷守一つけち記念館蔵
「開田村」1962(昭和37)年 板・油彩 熊谷守一つけち記念館蔵
「開田村」1962(昭和37)年 板・油彩 熊谷守一つけち記念館蔵
「湖畔山羊」1950(昭和25)年 板・油彩 熊谷守一つけち記念館蔵
「湖畔山羊」1950(昭和25)年 板・油彩 熊谷守一つけち記念館蔵
「御嶽」1953(昭和28)年 板・油彩 熊谷守一つけち記念館蔵
「御嶽」1953(昭和28)年 板・油彩 熊谷守一つけち記念館蔵
「秋元湖」1957(昭和32)年 板・油彩 熊谷守一つけち記念館蔵
「秋元湖」1957(昭和32)年 板・油彩 熊谷守一つけち記念館蔵
「仁右衛門島」1951(昭和26)年 板・油彩 熊谷守一つけち記念館蔵
「仁右衛門島」1951(昭和26)年 板・油彩 熊谷守一つけち記念館蔵
「朝の富士」1957(昭和32)年 板・油彩 熊谷守一つけち記念館蔵
「朝の富士」1957(昭和32)年 板・油彩 熊谷守一つけち記念館蔵
「風景(蓼科高原大池)」1948(昭和23)年頃 板・油彩 熊谷守一つけち記念館蔵
「風景(蓼科高原大池)」1948(昭和23)年頃 板・油彩 熊谷守一つけち記念館蔵
「山道」1961(昭和36)年 板・油彩 熊谷守一つけち記念館蔵
「山道」1961(昭和36)年 板・油彩 熊谷守一つけち記念館蔵
熊谷守一ポートレート / 撮影年不詳 / 豊島区立 熊谷守一美術館
熊谷守一ポートレート / 撮影年不詳 / 豊島区立 熊谷守一美術館

関連記事

コメント

  • トラックバックは利用できません。

  • コメント (0)

  1. この記事へのコメントはありません。

ピックアップ記事

  1. 特別展「鳥 ~ゲノム解析で解き明かす新しい鳥類の系統~」国立科学博物館
  2. 企画展 「『女流作家』―田村俊子と秋聲」徳田秋聲記念館
  3. 特別企画展「源氏物語とみやび」佐野市立吉澤記念美術館
ページ上部へ戻る